UVレーザーでガラスマーキング

先日、広島工業大学様にUVレーザーを納品させていただき、その際、ガラスのマーキングサンプルを作らせていただいたので、その内容を紹介します。


製品は、こちら、LW-UVの5W(ワット)モデルです。当社の販売するレーザーマーカーの中では最も高額になります。(レーザーカッターは除きます)


これが、そのマーキングサンプルです。ガラスは、熱膨張率が高く急激な温度変化で最も割れやすいソーダガラスです。


CO2レーザーを使ったガラス彫刻については、多くの事例を経験していますが、ガラスマーキングでここまで精細にマーキングが出来るというのは、正直、驚きです。


こちらはCO2レーザーでのガラス加工事例です。こちらは耐熱ガラスなので、比較的、割れ(クラック)は少ないですが、


100円ショップなどで売っている安価なソーダガラスだと、加工が終わって冷えてくるとガラスの収縮が始まり、彫刻面が捲れてきます。また、高熱で溶かしているため、小さなうろこ状の模様が見えます。


こちらはUVレーザーによる加工部位の拡大画像です。綺麗に彫れているのがわかります。


さらに拡大したものです。


こちらは正面から。



これを見た後に、CO2レーザーによる彫刻画像を見ると、


UVレーザーの能力の高さが良く分かります。


かといって、CO2レーザーはガラス彫刻の全てにおいて劣っているわけではありません。加工面(デザイン)の大きな加工、例えばワインボトルや焼酎ボトルなど色付きガラスに大きなデザインを彫刻する場合などは、高出力CO2レーザー(50W以上)のほうが、いろいろと有利です。その場合はレーザーマーカーではなくレーザーカッターになってしまいますが。


もっとも、UVレーザーはガラスや陶器、紙や金属、プラスチックなど、対象物の範囲が広い万能なレーザーなので、予算の余裕があるならばUVレーザーをお勧めします。


こちらはガラスマーキング時の動画です。