F2 Ultra UVでワイボトルにレーザー彫刻
- LASER WORKS
- 2 日前
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当社に来るお問い合わせで、比較的多いのが、オリシャン(オリジナルシャンパン)が作れるレーザーはないですか? というリクエストをいただくことが多いのですが、これまでだとCO2レーザー一択だったのですが、このCO2レーザー、欧米系のレーザーカッターと、xToolのようなガラス管レーザーを使ったレーザーカッターの2択でした。

xToolのガラス管レーザーは、安価ではあるのですが、レーザーの励起方式が直流励起のため、CW発振(連続発振)となるため、パルス発振が可能なRF励起のメタルチューブにくらべると、熱が加わり続けるため、強いレーザーを当てるとガラスが割れることがあり、とくに炭酸ガスが含まれるスパークリングワイン系の彫刻には、とくに気を付ける必要があります。私もxTool P2での加工中にスパークリングワインを割った経験がありますが、割った後のマシンのメンテナンスが大変でした。

欧米系のレーザーカッターは、パルス発振なので、熱の影響が緩和され、ボトルを割ることはほとんどないのですが、今の円安状況からいうと価格が高すぎるため、ボトル彫刻だけでは採算が合いません。そのため、お客様には諦めていただくしかなかったのですが、ここにきて、xTool F2 Ultra UVが発売されました。

UVレーザーであれば、ガラスの加工が出来ることは 以前から知っていたのですが、この価格帯(本体のみ ご注文時払い72万円程度)でUVレーザーが買えるのは驚きです。
結晶を通して波長を短くするという構造上、製品寿命はファイバレーザーに比べると短いのですが、それでもこの価格帯は魅力です。
(ビジネスでお使いになられるお客様には結晶交換が可能な業務用のUVレーザーマーカーがお勧めです)
ということで、早速、xTool F2 Ultra UVを使ってワインボトルに加工を行ってみました。
加工するデザインは、Shutterstock からダウンロードしました。
こちらの画像はベクターデータです。

こちらの画像は、PNGです。

レーザーマーカーで加工をする際、ベクターとビットマップファイルとでは、パラメーターの設定が異なるため、その両方を試すために、2つのデータで加工を行いました。
今回は、ボトルを回しますので、オプションのRA3(ロータリーアタッチメント)を使用しました。

xTool Studioを開いて、データをインポートします。加工モードはRA3のロータリーチャックモードです。
材料をセットし、フォーカスを合わせて、ソフト上で直径を入力、加工パラメーターは、xToolのお勧めパラメーターを呼び出し、そのままでは弱いと感じたので、少し、強度を高くしました。

加工動画
完成しました。
今回は、彫ったところに色を入れることが必須だったのですが、深さはそれほど深く掘ることは出来ないのですが、色入れは余裕で出来ました。 彫刻に加工にかかった時間は1時間程度です。 色入れをは、拭き取りも含めて10分程度でした。色は、今回は、三菱のペイントマーカーを使用しましたが、スプレー缶を使ったほうが早く、均一に塗れると思います。




ただし、色を入れて、後から拭き取ることを考えると、広い面積を彫刻することはお勧めしません。
これであれば、十分、採算ベースに乗ってくるかと思います。
xTool F2 Ultra UVにご興味頂きましたら、当社までお問い合わせください。



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