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ポータブルレーザーLumiTool F20でプラモデルパーツを作成

リリースされたばかりのポータブルレーザーマーカー Lumitool F20を使って、バイクプラモのディスクブレーキ(ディスクローター)をステンレス板から切り出して、よりリアルに作成してみました。


前置きとして、LumiTool F20は、

●110x110mm レンズ 焦点距離140mm

●150x150mm レンズ 焦点距離190mm

●175x175mm レンズ 焦点距離275mm


という3種類のレンズを選択することが出来るのですが、基本的な原理として、レーザー光は焦点距離が2倍になれば、レーザービームのスポット径も2倍になり、レーザーのエネルギー密度は面積に反比例して1/4になります。


焦点距離が長くなれば加工面積は大きくなるのですが、その分、レーザー強度が低下します。


当社の人気モデルのxTool F1 Ultraは、LumiToolと同じ20Wのファイバーレーザーを搭載していますが、焦点距離300mm、加工面積220mm*220mmのレンズを搭載していますので、焦点距離163mmのレンズを搭載したLumitoolと比較した場合、Lumitoolのほうが3倍以上、レーザー強度が高くなり、はるかにパワフルなレーザー加工を行うことが出来ます。


ということで、今回(ステンレスのカット)のようにレーザー強度を必要とする場合は、短焦点レンズを使用するのが望ましいです。


本題のプラモデルパーツですが、ほとんどのバイク(プラモ)には、ステンレス製のディスクブレーキというものが装備されていますが、プラモデルの場合、このパーツがプラスチック製です。


この部品が、どうしてもバイク模型のリアルさをスポイルしてしまいます。


そこで、LumiTool F20を使って、0.1mmのステンレス板から6枚のディスクを切り出し、3枚を貼り合わせて1枚のディスクを作りました。(ブレーキはWディスクなので、計2セット)


貼り合わせたディスクを、ルーターとサンドペーパーを使い、実車と同じようなブレーキ痕を付けます。



右がオリジナルのプラスチック製パーツ、中央がブレーキ痕を付ける前、左がブレーキ痕を付けたものです。


出来上がったディスクをホイールに装着してみると、まるで実車さながらのリアルさです。


ということで、リアルなバイク模型の完成です。




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