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LW-UV Series

Precision UV Laser Marker

樹脂・金属・ガラス・フィルムなど、
幅広い素材に高精細マーキングを実現するUVレーザーマーカー

UVレーザーが実現する、精密でクリーンな加工品質

ミクロン精度が描き出す、極小文字のディテール

波長の短いUVレーザーは、レーザースポットが微細で、ミクロン単位の加工領域を正確に制御できます。
木材に高さ1mmの漢字を刻めるほどの精度は、従来レーザーでは再現できない繊細さ。線の滲みや焦げを抑え、微細な文字やパターンの輪郭をシャープに、美しく描写します。

透明素材から樹脂・金属まで、素材を選ばない自由度

UVレーザーは多くの素材が反応しやすい波長特性を持ち、
ガラス・樹脂・金属・フィルムなど幅広い材料に対して
均一で安定したマーキング品質を発揮します。
ガラスでも白濁しすぎず繊細な彫刻が可能で、透明・硬質・柔軟素材を問わず、高い視認性と精細さを保ちます。
「どの素材にも同じ品質で刻める」——その万能性こそ、UVレーザーの大きな強みです。

熱に弱い素材にも、溶け・焦げのないクリーンな刻印

UVレーザーは熱の広がりが極めて小さく、
ナイロン樹脂のようにCO₂レーザーでは溶けてしまう素材でも、エッジが崩れず、美しいマーキングが可能です。
溶融・焦げ・変形を抑えた“コールドマーキング”により、微細でありながら素材本来の質感を残した仕上がりを実現。
熱影響を嫌う精密パーツへの印字でも、安心して使用できる加工品質を提供します。

UVレーザー加工事例

従来、苦手だった材料にも、高精細マーキングを実現

素材ごとに最適な条件を引き出し、
一貫したマーキング品質へ。

LW-UV は、波長が短く・吸収率の高い 355nm UVレーザーにより、
透明素材・樹脂・薄膜など、従来レーザーが苦手としてきた材料にも
高コントラストで精細なマーキングを実現します。

たとえば、樹脂やフィルムのような熱に弱い素材でも焦げや変色が出にくく、
金属では高コントラストの黒色化マーキングが可能です。

対象素材(例)

布・繊維       石材  
木材         ICチップ・半導体パッケージ  
ゴム         PTFE  
シリコン       PEEK(テフロン)  
医療材料       PCB  
シリコンウェハ    ゴム 
ガラス        アクリル  
樹脂         金属  
セラミック      フィルム類

製品特徴・機能

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NNO LASER製 FITシリーズ ― 現場が求める
“止まらない” UVレーザー

INNO LASER製 355nm UVレーザー「FITシリーズ」は、わずか約5kgの小型・軽量設計ながら、工業用途で求められる 高いビーム品質/出力安定性/耐環境性能 を兼ね備えた業務用UVレーザーソースです。

  • −5〜40℃の広い温度環境で安定稼働

  • 低消費電力の省エネ設計

  • 微細加工に最適なシャープなスポット径

  • 長期運用を前提とした堅牢な光学設計

さらに、FITシリーズは “交換性”を確保したモジュラーデザイン を採用。レーザーモジュールのみを短時間で交換できるため、万が一トラブルが起きても生産ラインのダウンタイムを最小限に抑えることができます。

SINO製ガルボ搭載。交換可能なモジュラー構造で長期運用に対応

LW-UVは、世界的メーカー SINO社製の産業用ガルボスキャナ を標準搭載。高い走査精度と高速レスポンスにより、均一な描画品質と安定した加工性能を提供します。さらに一般的なコンシューマ向け一体型レーザーと異なり、ガルボユニットやレーザーモジュールが個別に交換可能な“モジュラー構造” を採用しています。

これにより:

  • ガルボユニットの故障でもヘッド交換で即復旧

  • ダウンタイムを最小限に抑え、長期的な安定稼働が可能

  • 現場で求められる “止まらない・すぐ直せる” を高いレベルで実現

という、業務用ならではの強力なメリットを備えています。

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※写真はSINO製ガルボヘッド。業務用スキャナとして最も信頼されるモデルのひとつ。

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50〜200mm対応。固定レンズ機とは別次元の
“業務用拡張性”

LW-UVは 4種類のFθレンズ(50×50/100×100/175×175/200×200mm)に対応。ワークサイズ・精細度・エネルギー密度に応じて最適なレンズを交換するだけで、さまざまな加工を高精度に実現できます。

特長:

  • 50mmレンズ使用時:クリスタル内部(2D)マーキングに対応
    → UVレーザーの高い集光性を活かしたプロ仕様のアプリケーション

  • 加工対象が変わっても本体を買い替える必要なし

  • 多品種・多用途の現場に柔軟対応

  • 固定レンズ構造のコンシューマ機では不可能な“広域〜高精細”を1台でカバー

交換レンズ方式により、精密マーキングから大型ワーク加工までフルカバーできる業務用機 です。

UV光を可視化。位置決め精度を最大化する赤色プレビュー光(オプション)

355nm UVレーザーは不可視光のため、照射位置の目視確認が困難です。LW-UVではオプションとして、UV光を 赤色の可視光に変換する「赤色プレビュー光変換ユニット」 をラインアップ。

このユニットにより:

  • 微細加工でも照射位置を正確に把握

  • セットアップ時間が短縮

  • 誰でも高精度な位置合わせが容易

  • 再現性・正確性を求められる現場で “位置決めの精度向上” に大きく貢献

UVレーザー特有の弱点を補い、作業精度と効率を大幅に向上させる
プロ向け実用性が極めて高いオプション です。

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UVレーザーにおける結晶寿命とランニングコストについて

UVレーザーはなぜ結晶交換が必要なのか?

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UVレーザー(波長355nm)は多くの素材に高精度加工が可能な優れたレーザーですが、紫外光を生成するために二段階の周波数変換プロセスを経ています。
まず基本波(1064nm)をLBO結晶で二倍波(532nm)に変換し、その532nmをBBO結晶で三倍波(355nm)へと変換します。

この際、二倍波(532nm)の高いピークパワーがBBO結晶に負荷を与え、劣化・損傷の主原因となります。


そのため、数万時間の寿命を持つファイバーレーザーと異なり、355nm UVレーザーではBBO結晶の寿命が一般的に3,000~6,000時間程度に制限されます(使用条件によって寿命は変動し、短パルス・低周波で高エネルギー加工を多用すると寿命は短くなります)。

このため、UVレーザーを継続利用するには、概ね2~4年で結晶(クリスタル)交換が必要となり、その交換費用をランニングコストとして計上していただく必要があります。

※ご予定の加工内容・使用時間に応じた想定寿命や交換費用の目安については、 お気軽にお問い合わせください。

レーザーマーカー制御ソフト

Ezcad2

Ezcad2は、グラフィックやテキストなどのマーキングオブジェクトの作成・読み込みなどの強力な編集機能を持ち、レーザーマーカの制御を行うことが出来る統合ソフトウェアです。

ezcad2

LW-UV RF

医療機器・電子部品・精密樹脂成形品など、従来のCO2やファイバーレーザーでは難しかった「低ダメージ・高精細」なマーキング用途に適しています。

●レーザーソース:

  • INNO FITシリーズ (空冷)3W / 5W

  • INNO FITシリーズ (水冷)3W / 5W / 10W

  • INNO FOTIAシリーズ(水冷)3W / 5W / 10W

  • INNO FORMULAシリーズ(水冷)20W

●筐体タイプ:セパレート型/一体型

その他のオプション

Z軸電動昇降・カメラ・インターロック付き簡易カバー

用途例

  • 「電子部品の樹脂ケースのシリアル印字」

  • 「ガラス・クリスタル・セラミックのロゴマーキング」

  • 「医療・化粧品ボトルへの低ダメージ印字」

​追加アクセサリー

サイクロプスカメラ

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ロータリーフィクスチャー

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保護カバー

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ロータリーチャック

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電動リフト

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fθレンズ(各種)

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ロータリーテーブル

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プレートフィクスチャー

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集塵ユニット F6001

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スペック

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