プラモデル台座の銘板をレーザーで製作
- 6月10日
- 読了時間: 3分
今回製作したのは、「宇宙戦艦ヤマト3199(第3次改装型:参戦章叙勲式典記念塗装)」の展示用アルミ銘板です。

せっかく作るなら単純に銘板を作るだけではなく、同じデータを「xTool F2 Ultra(60W MOPA)」と「LW-RF」の2機種で加工し、どのような違いが出るのか比較してみました。
一般的には「出力が高い方が綺麗に加工できる」と思われがちですが、実際には必ずしもそうではありません。特に今回のような小型銘板では、レーザー出力だけでなく、スポット径や集光性能も非常に重要になります。
今回製作した銘板
製作したのは、
宇宙戦艦ヤマト3199 記念塗装版
ヤマトよ永遠に REBEL3199版
の2種類です。どちらもアルミ板へ深彫り加工を行い、

その後に黒塗装と研磨仕上げを実施しています。

比較した2機種
xTool F2 Ultra
F2 Ultraは60W MOPAファイバーレーザーを搭載したレーザーマーカーです。最大220×220mmという広い加工エリアを持ちながら、深彫り性能にも優れています。今回の銘板加工では、圧倒的な加工スピードが魅力でした。

LW-RF
一方のLW-RFは、高精細加工を重視した構成です。デモ機は30Wモデルでしたので、出力ではF2 Ultraに及びませんが、微細文字や細線の再現性では非常に優秀です。特に小型銘板や模型用プレートでは、この差が分かりやすく現れます。

加工サイズとスポット径の関係
レーザーマーカーは、加工範囲を広げるほど焦点距離が長くなります。そして焦点距離が長くなるほど、レーザービーム径も太くなります。
つまり、220mmレンズは広範囲加工に向きますが、極小文字には不利になります。一方、110mmレンズは加工範囲こそ狭くなりますが、より細いスポットで加工できます。

実際に加工してみた結果
F2 Ultra
最大の魅力は加工速度です。アルミ深彫りでも短時間で加工できるため、量産や大型銘板には非常に有利です。一方、極小文字部分では、文字が潰れてしまいました。


LW-RF
加工時間は長くなりますが、文字の輪郭がよりシャープに仕上がりました。特に「第3次改装型:参戦章叙勲式典記念塗装」のような細かい文字では、違いが分かりやすく現れています。


結論
今回の結果をまとめると、
深彫り速度を重視するなら「F2 Ultra」
微細文字の再現性を重視するなら「LW-RF」
という結果になりました。
ただし、F2 Ultraの仕上がりが悪いという意味ではありません。完成品として見るとどちらも十分高品質です。違いが見えるのは、模型銘板のような非常に細かい世界で比較した場合です。
用途によって最適な機種は変わりますが、今回の比較によって、それぞれのレーザー加工機の特性がよく分かる結果となりました。
動画はこちら
実際の加工の様子や完成品比較は動画で詳しく紹介しています。



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