安価な一般的なガラス管レーザーを搭載したレーザーカッターとRF励起金属レーザー発振器を搭載したレーザーカッターで木材の彫刻スピードを比較しました。
ガラス管レーザー搭載機種 MUSE 45W
金属レーザー発振器搭載機種 VLS3.50-25W
加工サイズ 80mm*15mm
加工素材 檜(木材)
スキャン解像度 共に1000dpi レーザー出力 発振器出力が異なるため、同じくらいの彫りになるよう調整
スキャン速度 共にパラメーター設定100%
結果は、ガラス管レーザーの場合は2分48秒、金属レーザー発振器の場合は1分31秒と大差が生じました。ほぼ2倍の近い速度差です。
こちらは、MUSEによる加工時間
こちらは、VLS3.50での加工時間
加工の仕上がりは、ほとんど変わりません。
上がVLS3.50、下がMUSEです。
少量であれば、ガラス管レーザーで十分ですが、大量に加工する場合は、圧倒的に金属レーザー発振器を搭載したレーザーカッターが有利であることに違いはありません。
一概には言えませんが、加工内容によっては、金属レーザー発振器搭載機なら1日で加工できる数量が、ガラス管レーザー搭載機の場合は、2日はかかる計算になります。
そして、レーザーカッターを動かすには、もちろんオペレータがついている必要があります。
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