プラ板と言ったほうが分かり易いかもしれませんが、今回はスチレンペーパーを加工してみました。
模型作りの材料として知られている材料ですね。
今回は0.3mm厚のスチレンペーパーを切断してみます。
コーレルドローで切断データを作ります。
まず、適当なサイズで作った図形にパターン塗りこみを行い(左上)、次にBitmapに変換(右上)、その後、ベクトルデータを抽出するためにアウトライントレースを行います。その後、エンプローブで変形を行い、別に作ってあったデータ(左下)でトリミングを行います。 これでデータの完成です。(右下)
では、早速、レーザーでカットしてみます。
このような感じで仕上がります。 スチレンシートは発泡材料なので、熱に対して溶け易いためレーザー出力はかなり落として加工したのですが、それでも若干、切り口にザラザラ感が残ってしまいました。
それでも、ここまで微細なカットが出来るのは、やはりレーザーならではでしょう。
気になる焦げや変色もありません。
参考までに、1mm厚くらいのスチレンボードになってくると断面が若干斜めになります。レーザーの入射側が広く、抜け側が狭くなります。
追伸、モールド加工(スジ彫り)も容易に出来ます。
プラ板で作る模型のジオラマベースの作成などにはお勧めかと。
レーザーの出力パラメーター(加工設定)は、Facebookのユーザーコミュニティに掲載しています。
(当社ユーザー様 限定)
詳細はレーザーワークスまで
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