久しぶりの更新になってしまいました。
お客様から『アクリルが綺麗に切れないのですが』という相談を受けましたので、サンプル作成を兼ねて、それなりに『綺麗』に切ってみました。
レーザーを使えば、アクリルは簡単に切ることができます。 これは、安価なレーザーでも高価なレーザーでも同じです。
出力の高いレーザーを使えば早く切ることが出来ます。
出力の小さなレーザーでも、時間をかければそれなりの厚みのアクリルを切ることが出来ます。
ただし、綺麗に切ろうとすると、それなりの条件が必要になってきます。
それには、レーザーの出力設定と切断スピードの兼ね合い、そしてレーザー発振器のレーザー出力が安定していなければなりません。
切断に際しては、レーザーの反射を抑えるテーブルを使用しました。(参考記事)
動画は2mmクリアキャストと5mmクリア押出板だけですが、実際は、2mmのカラーキャストを数種類、5mmと8mmの押出板を切断しています。
2mmキャスト(クリア)

5mm押出し(黒)

5mm押出し(クリア)

8mm押出し(クリア)

2mmキャスト(レッド)

2mm カラーキャスト(オレンジ)

2mm カラーキャスト(イエロー)

2mm カラーキャスト(レッド)

2mm カラーキャスト(グリーン)

2mm カラーキャスト(ブルー)

2mm カラーキャスト(レッド)

2mm カラーキャスト(ホワイト)

2mm カラーキャスト(ブラック)

2mm カラーキャスト(乳白)


左2枚が5mm、右側は8mmの押出し

2mm厚ですが、きちんと立ちます。 レーザーでアクリルをカットするとレーザーの入側と出側の出力差によって若干のテーパーがついてしまうのですが、それでも一応、立ってくれます。


詳細はレーザーワークスまで