レーザーの切断事例で、たびたび使われるのはアクリルですが、今回はジュラコンを加工(切断)してみました。
ジュラコンは、エンジニアリングプラスチックと呼ばれ機械系のパーツ材料として広く使われています。身近なところで言うと、モーターで動く自動車プラモデルのシャーシーに組み込まれているギア(歯車)や、コピー機の紙の送り出し機構にも使われていますね。
今回は、1mm, 2mm, 3mmの厚の板を、それぞれカットしてみます。
切り出す形状は、やはり歯車にしました。
出来上がった1mm厚のギアです。
こちらは3mm厚を切り出した直後。切断幅は意外と狭く、タイトに仕上がっています。
左が2mm厚、右が3mm厚です。
ギアの勘合部
なかなか面白いので、たくさん作ってみました。
レーザーで1個づつパーツを切り出していくというのは、けっして量産には向きませんが、試行錯誤を繰り返しながら試作開発を行うような場合には、レーザーはお勧めではないでしょうか?
詳細はレーザーワークスまで
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