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レーザーによるガラス彫刻 (レーザーエッチング) Part2

今回は、ロータリーフィクスチャ(以下RF)を使ってグラスへ加工を行いました。

材料は、ソーダガラス製、ソーダガラスのイオン強化グラス、カリクリスタルという3種類の材料を試しました。

ちなみに画像はもっとも一般的なソーダガラス製です。

フォーカスレンズはノーマルレンズとHPDFO(ハイパワー高密度レンズ)の2通りを試しました。

まず、ロータリーアタッチメントをレーザー本体にセットします。 ホットプラグ対応なので、RFをセットするとレーザー本体が自動でRFを認識します。 認識後、コントロールパネルでZ軸のキャリブレーションを行います。

その後、材料であるグラスをRFにセットします。

この時、センターのズレが起きないよう慎重にセットしてやります。

後は、データを作成し、通常通りスタートをしてやれば、写真のように加工が始まります。


加工部位が荒めの磨りガラス状になって、出来上がりです。


と、簡単に記述しましたが、実はデータの作り方とプリンタドライバの設定にコツがあります。 同じユニバーサル社製のレーザーで加工したからといって、同じ仕上がりにはなりません。 適当な設定で安易に、ガラスにレーザーを当ててしまうと加工部位はガラスが薄くめくり上がって、手で触るとガラスの細かい破片でチクチクします。 見た目も磨りガラスのようにならず、商品価値としては?という感じになってしまいます。 特に安価なソーダガラス製のグラスを使うと、その症状が顕著に現れます。 ということで、データの作り方とプリンタドライバの設定は、当社のノウハウということで、当社のユーザー様限定の情報となっております。 あしからずご了承ください。 詳細はレーザーワークスまで。


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