包丁(ステンレス・鋼)に刻印を行いました。使用したレーザーは、UVレーザー、ファイバーレーザーの2種類です。
材料(包丁)は、レーザーのスキャンヘッドに対して水平になるように、治具を使って固定します。 水平の確認はいつも水平器を使っています。
こちらは、ステンレス製のパン切り包丁です。使ったレーザーはUVレーザーです。
UVレーザーはファイバーレーザーよりも波長が短いのでファイバーレーザーよりも繊細な刻印が可能(特徴)です。
もっとも、この程度の大きさなら、それほどの大差は生じません。
こちらは鋼の包丁です。レーザーはUVレーザーです。表面が磨かれているので、ステンレス製と遜色のない、綺麗な刻印が出来ました。
こちらの鋼の包丁は、一般的な機械工作で作られたステンレス製などに比べると、多少、手ごわかったです。表面が暗色なので暗色の刻印だと目立たたないため、ファイバレーザーを使って加工を行いました。
手法としては、強めのレーザー照射を2パス、その後、表面に生じた酸化被膜を除去するクリーニングパスで仕上げました。
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