今回は、100円ショップで買ったスレートの皿に、私が大好きな某映画のタイトルロゴを彫刻してみます。
ロゴデータはネット上の画像などから作ることも出来るのですが、今回はそういった画像のベクトルデータを販売している海外のサイトで購入しました。
今回は、文字を浮かせる彫刻にしたいので、Illustratorを使用して画像を加工します。
Illustratorを使ってDXFファイルを出力し、Ezcadソフトウェアにインポートします。
Ezcadでハッチングを行い、加工データの完成です。
今回使用したマーキングマシンは当社ラインナップの中では比較的リーズナブルな一体型QスイッチファイバレーザーのMF-QSです。レーザー出力は30Wです。
スレートの彫刻は、大量の粉塵が発生します。レーザーで削られたスレートは、消滅せず粉塵に置き換わるだけですので、最初はポータブル集塵機を使って加工を行ったのですが、ポータブル集塵機では能力が全く追いつかず、少し大きめの集塵機で再加工を行いました。
レーザーの後ろに見えるのがポータブル集塵機です。 透明のカバーは発生する粉塵からスキャンヘッドのレンズを保護するためです。
ポータブル集塵機で加工すると粉塵が吸い込まれずに大量に残ってしまいました。
ポータブル集塵機のフィルターです。粉塵で完全に詰まってます。
ということで、大きな集塵機で再加工を行いました。
彫刻感が欲しかったので、合計10回、レーザーを照射しました。
立体感があって、我ながら気に入っております。
完成です。
料理を乗せるのも良し、主人公が乗っていたバイクのプラモデルを飾るディスプレイ台として使用するのも良し、もちろん私は後者です。
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