レーザーでレリーフ彫刻(薬研彫り・かまぼこ彫り)

バーサレーザーを使えば、レリーフ加工(レリーフ彫刻)・・・いわゆる『浮き彫り』を行うことができます。

浮き彫りの用途として真っ先に思い浮かぶのは木彫看板です。

以前は職人さんによる手彫りが主でしたが、最近は機械式のマシンを使用するところが多いようです。


これを、レーザーでやると、このようになります。

この状態に着色してあげると、木彫看板が出来上がります。これは、文字の中心部が浮き上がっているので、かまぼこ彫りと呼ばれています。



作り方は非常に簡単です。特殊なテクニックと呼ぶほどの内容ではないので、下記に作り方を掲載します。


まず、グラフィックソフト(コーレルドローX4を使っています)で、文字あるいはラインを使って、文字のアウトラインを作成します。


出来上がったオブジェクトに、等高線ツールを使って文字の中心に向かってグラデーションを与えてやります。


この後、ガンマ補正でグラデーションの階調を補正します。


このガンマ補正の階調によって、平たい浮き彫りにするのか、鋭角的な浮き彫りにするかを調整することが可能です。



次に、グラデーションがかかったオブジェクトの背面に黒の背景を加えてデータの完成です。



バーサレーザーのプリンタドライバには、グラデーションの濃淡をレーザーの出力に置き換えるオプションがあります。このオプションを使用してデータをレーザーに転送します。


今回は、加工時間がそれなりに長いので動画はUPしていません。下が加工中です。



そして、これが拡大画像。


ちなみに、この加工方法は、文字を浮き立たせる彫り方ですが、データを白黒反転させて加工すると、いわゆる薬研彫りといって彫刻刀で彫りこんだような彫り方ができます。


詳細はレーザーワークスまで。