レーザーでアクリル楯を作ってみました。
今回は、サンドブラスト加工のような風合いを持たせることで、少しだけ高級感・プレミア感を演出してみました。
加工データは、チャイニーズドラゴンです。 サンドブラストの風合いを少しでも多く感じられるよう、黒ベタの面積が多いイラストを選びました。
加工そのものは何も難しくありません。 プリンタドライバーの設定時に、特定のオプションスイッチを有効にするだけです。
これで出来上がり。アクリルの場合は、白く発色するので裏に黒い背景を用意します。今回は、黒のアクリル板を楯と同じサイズで作っています。
通常、レーザーでスキャン加工(水平走査)を行うと、一本のレーザー光で走査していくため、横方向の筋(ライン)が目立つのですが、オプション機能をONにすると、このように目立たなくなります。
しかも、ランダムな模様になっているため、光を当てた時の光の乱反射が、よりいっそう強くなり、とても綺麗に(光って)見えます。
今回は、さほど深く彫っていないのですが、深く掘ることで立体感も助長され、プレミア感が沸き立ちます。
こういった小技が効くかどうかで、後の商品展開に多少なりとも影響するのではないかと思います。些細なことですが、レーザー加工機をチョイスする時の参考にしてください。 ちなみに、今回は、アクリルへの彫刻でしたが、ガラスの彫刻時にも、この機能は有効です。 詳細はレーザーワークスまで。
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