2021年2月5日

レーザーマーカーで模型用パーツの切り出し

私にはプラモデルを作るという趣味があります。

製作に凝り始めると、よりいっそう実車に近くなるように作りたくなるものですが、そういう中でプラスチックの厚みや緩さが実車感を損ねる要因になることが多々あります。

ということで、今回はナンバープレートを0.2mmのアルミ板から切り出します。レーザーマーカーは本来、素材の切断には向いていないのですが、薄い金属ならレーザーを当てることで切断も可能です。

今回は、LW-SMARTファイバーレーザーを使いました。

材料は、アリエクスプレスで購入した名刺サイズで厚み0.2mmのアルミカードです。100枚でたった$10という材料です。

LW-SMARTの上にハニカムパネルを2枚重ねて、その上に材料を置きます。ハニカムパネルを使うのは、レーザーによる切断、すなわちレーザーが材料を貫通するということですので、マーカー本体のテーブルを傷つけないためです。

ということで、早速切断です。

繰り返しレーザーを照射するのは、一度に高いエネルギーで切ろうとすると材料が一気に加熱され、材料が熱で歪んでしまうからです。材料が歪むと焦点距離が変わったり材料が動いたりして、まともに切ることができなくなります。

カットした直後です。ナイフでスパッと切ったようにはなりません。

指で軽く押すと、ポロっと外れます。切断面のざらつきは、あとでペーパーかやすりで磨いてあげます。

あとは自作したデカールを貼りつければナンバープレートの完成です。(ナンバーは適当な数字ですので)