2021年6月17日

100円ショップでよく見かける陶器カップにレーザー彫刻

個人的な嗜好で恐縮ですが、ふだんからお茶は綾鷹シリーズを愛飲しています。

というわけで、今回は綾鷹ロゴ入りのマイカップを作ることにしました。

100円ショップで買った、この陶器カップに ファイバーレーザーで格好よく彫刻を行います。

まずはベースとなる絵柄をPhotoshopで取り込み、あとでIllustratorでベクトルトレースを行うために解像度を上げます。

解像度を上げた後で、Illustratorに取り込み、トレース機能を使ってベクトルデータを作成します。

生成されたベクトルデータで使用するのは、急須の部分だけで、文字については、画像を下敷きにして、指定フォントを使用してイチから作りました。

ベクトルデータが完成したら、DXFフォーマットで出力し、そのファイルをレーザー制御ソフトのEZcad2に取り込みます。

彫刻する箇所にハッチングをかけて、レーザー出力設定を行い、加工を行います。

今回は、カップの円周に沿っての加工なので、ロータリーユニットを使用しました。

完成です。

なかなか良い感じに彫れていると思います。

反対の面には、オリジナルの家紋を入れてみました。(綾鷹 KAMONジェネレーターというサービスを使用して作成しました。)

せっかく加工データを作ったので、サイズの異なる湯飲みにも彫刻してみました。

こちらも裏面はオリジナルの家紋。

事務所でランチを食べる時は、このカップでお茶をいただくことにします。

加工時の動画です。