さて今回はMDF(中質繊維板)です。 MDFは、いわゆる木材繊維を粉々にして圧縮した二次成型品です。圧縮度合い(繊維の密度)によって、硬質繊維板、軟質繊維板などがありますが、MDFはミディアムデンシティファイバーボードですので、ちょうど中間にあたるものです。家具・木工用途、その他建築系の現場でよく使われていますね。身近なところで言うとオーディオ用スピーカーのキャビネットなどがあります。
まずは、材料をセット。
ハニカムテーブルの上にMDFを直接置いて加工しても良かったのですが、今回はLASERの反射による余分な延焼を回避するために、MDFを浮かせています。念のため、エアアシストを準備しました。
さて、これが加工終了時のものです。
主にLASERが方向転換する部位(角)にヤニが付着しています。 ヤニの付着を防止するならマスキングテープをあらかじめ貼っておくことがいちばん簡単です。 今回は、マスキングなしで行っています。
これが切断されたパーツです。
左がレーザー入射側、右が抜け側です。 抜け側に関しては、全くといっていいほどヤニは付着していません。 お問い合わせはLASERWORKS まで。
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