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パワーストーンにレーザー彫刻

不景気であればあるほど売り上げが伸びる傾向にある開運グッズ。とりわけパワーストーンなどは代表的な開運グッズです。ということで、今回はパワーストーンにレーザー彫刻を施してみました。


ただ、一口にパワーストーンと言っても、その種類は非常に多いです。知名度の高いのは水晶ですが、当社のレーザー加工機では水晶のような結晶質の石材への加工は不向きです。



とりあえず、ネットショップ数社から、さまざまな種類のパワーストーンを入手しました。今回入手したパワーストーンは、大きさと種類にもよりますが1個当たり100円程度から700円程度でした。もちろん高価な石だからといってレーザー彫刻に向いているというわけではありません。


ということで、早速、加工にトライします。



まず出来上がった後のディスプレィ台も兼ねて位置決め用の治具を作りました。材質はガラス色の3mmアクリル板です。


下の写真は《オニキス》という石にレーザーを当てているところです。オニキスは、魔除けの石として知られているらしいです。


最初は、レーザーのパラメーターを変え、1個づつ作っていたのですが、ラチがあかないので同じパラメーター設定でまとめて加工することにしました。もちろん石の種類ごとにパラメータを設定したほうが良いのは言うまでもありません。



こちらがレーザーを当てた直後のパワーストーン。少し深かったです。あまり深すぎると、色入れ時に苦労します。


色を入れます。この2/3ぐらいの深さが良かった感じです。


色を入れた後の状態です。予測通り、拭き取りに苦労しました。


加工前からわかっていたのですが、結晶質の石は、やはり出来栄えが良くないです。(一番右の紫の石) ちなみに、左下のピンクには色を入れていません。彫刻そのままの状態です。手前中央の黒いのはテクタイトという石です。隕石の衝突によって生成された天然のガラスらしいですが。


こうして並べてみると、なかなか綺麗なものです。


こうして並べてみると、それなりに見えます。

今回入手したパワーストーンは、まだまだ余っているので、時間があるときに8つの石を使って、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌と彫ってみます。そう、言わずと知れた《南総里見八犬伝》の八つの玉です。その横に犬(八房)のフィギュアがあれば完璧です。



詳細はレーザーワークスまで。

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