VLSシリーズに搭載可能なレーザー発振器の中で、最も出力の小さな10ワットレーザーを使って、異なる厚みのアクリル板を切断してみました。
これがいちばん小さな、10ワットのレーザー発振器です。
表記上は10ワットですが、パワーメーターで測定すると実効出力は11.4ワット出ています。
今回、切断するのは 2mm, 3mm, 5mm, 10mm(10mmがなかったので、5mmを2枚重ねています), 13mm です。
切り出した大きさは、それぞれ30mm角の正方形と直径30mmの円です。
2mmアクリル
続いて、3mmアクリルです。 尚、当社のホームページ上では、この3mmまでが実用的な切断範囲とさせていただいています。
続いて、5mm厚のアクリルです。 切断速度は遅くなりますが切断することは可能です。
次は10mm厚です。10mmアクリルが手元になかったので5mmを2枚重ねにして切ってみました。ただし、ここからは、あくまでも切断テストです。 10ワットレーザーでも10mmが切れるなら・・・という発想はNGです。
テストのついでに、手元にあった13mmアクリルをダメもとで試してみましたが、驚くことにかろうじて切断することが出来ました。
10ワットレーザーは、主に薄い素材(布や薄膜状のフィルムなど)の切断に適しています。
いろいろな用途に使うことを考えると、汎用性に長けた25ワットもしくは30ワットレーザーがお勧めですが、用途(あるいはご予算)によっては10ワットという選択肢も良いかと思います。
詳細はレーザーワークスまで
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