xTool S1 と xTool F1の能力比較

今年に入ってから取り扱いを始めたxToolシリーズですが、その中でもレーザーマーカーのF1とレーザーカッターのS1は人気が高く、今回は、その能力比較を行ってみました。

双方のスペックは下記となっています。

モデル名

xTool F1

xTool S1

タイプ

レーザーマーカー

レーザーカッター

方式

ガルバノ

XYプロッター

レーザー種類

455nm 青色ダイオードレーザー

1064nm IR(赤外線)レーザー

455nm 青色ダイオードレーザー

レーザー出力

10W + 2W(IR)

40W / 20W 

※オプションで2W IR(赤外線)レーザー

最大スキャン速度(彫刻)

4000mm/s

600mm/s

最大ベクター速度(切断)

20mm/s

300mm/s

最大スキャン密度​

300 ライン/cm

300 ライン/cm

ビットマップ最大解像度​

1270 DPI

解像度設定なし

ソフトウェア

xTool クリエイティブスペース / Light Burn(サードパーティ)

xTool クリエイティブスペース / Light Burn(サードパーティ)

サポートOS

Android / iOS / iPad / Windows / macOS

Android / iOS / iPad / Windows / macOS

インターフェイス

Wi-Fi / USB

Wi-Fi / USB

焦点合わせ

マニュアル・オート

マニュアル・オート

加工サイズ

115*115mm(角丸)

オプションのスライドエクステンションで115*400mm

498*319mm

オプション

ロータリーデバイス

ロータリーデバイス

スライドエクステンション

ライザーベース(嵩上げ)​

​

空気清浄機

2W IR(赤外線)レーザーモジュール

​

​

エアーアシスト(オート)

​

​

ハニカムパネル

​

​

空気清浄機

ご覧いただいてわかるように、彫刻、マーキングではF1が、切断ではS1が圧倒的に速いです。ただし、加工する材料によってレーザーの設定強度が変わるので、スペック通りの差にはなりません。

今回のテストでは、コルクコースターへのマーキングとアクリル(黒)の切断で比較しました。

マーキングの場合は、S1はF1の5倍の時間を要しました。

切断については、F1はS1の3倍強の時間を要しました。

F1とS1、どちらかを選択しなければならないとなると、切断とマーキング、どちらが主体かで決定することになると思いますが、場合によっては(予算があれば)F1とS1を併用していただくのもお勧めです。

xTool F1でシルバーリング(銀)に名入れ刻印

今まで、一度もブログにあげていなかった金属=シルバー(銀)への彫刻を行いました。

材料は銀の指輪で、一般のジュエリーショップで購入したものです。今回は2つのリングに刻印を行いました。

使用したレーザーマーカーは、ホビー・DIY用のポータブルレーザーマーカー xTool F1です。

これが実際に刻印を行ったシルバーリングです。

アルファベット文字の大きさ(文字高さ)は、いちばん大きな文字でも、わずか1.2mmです。目が悪い方だと、目視では判別できない大きさです。

リングを刻印するにあたっては、オプションのロータリーアタッチメントを使用しました。

ただし、このロータリーは画像の通り、角度の調整機構が付いていませんので、リングの内側への刻印には対応していません。

ですので、今回の加工では、ロータリーに角度を付けられるよう、自分で治具を作成して内側へ刻印できるように工夫しました。 

ちなみに業務用レーザーマーカーのロータリーアタッチメントは、角度調整機構が付いていますので治具不要でリング内側へ刻印することが出来ます。また、リングを簡単にセットできるようにスプリングチャックが採用されています。

今回の加工例でも十分な仕上がりだと思いますが、業務用レーザーマーカーを使用すると、もっと精細に刻印することが可能です。

以下、簡単なスペックの比較です。

業務用レーザーマーカーと比較すると、性能的には遠く及ばないのですが、今回のように、さほど性能が求められないようなアイテムへのマーキングであれば、十分な性能だと思います。

xTool S1で木材の切断テスト

xTool(エックスツール)から高出力ダイオードレーザーを搭載したxTool S1がリリースされました。

レーザー出力は、20W・40Wの2種類で、レーザーソースは455nmの青色レーザーなので、透過性のある材料(透明)や特定の色(青系)のプラスチック素材への加工はできませんが、木材や紙、皮革の加工に能力を発揮します。

オプションで2WのIR(赤外線)レーザーモジュールが用意されますが、2WのIRレーザーは、金属マーキング用です。金属の切断はできません。

当社でも早速、デモ機を導入しました。

当社のデモ機は40Wを導入したので、能力チェックを兼ねて木材(MDF12mm・MDF5.5mm・檜10mm)の切断テストを行ってみました。

切断結果ですが、MDFの5.5mmと檜の10mmについては、スムーズに切断することが出来ました。

MDFの12mmについては、1回では切断しきれず、レーザーを2回当てれば切断することが可能です。

また、赤外線レーザーであるCO2レーザーに比べて、青色レーザーは波長が短くレーザービーム径が小さいため、狭い切断幅(切りしろ)で切断することができます。

製品情報はこちら

スマートレーザーカッター xTool S1

スマートレーザーカッター xTool S1を販売開始しました。

高出力ダイオードレーザーを搭載したスマートレーザーカッター xTool S1の販売を開始しました。

木材、紙、皮革の切断にお勧めです。パソコン、タブレット、スマホを使って操作可能です。

詳細はこちらから

レーザーマーカー xtool F1で指輪に名入れ刻印

ポータブルレーザーマーカー xTool F1はダイオードレーザーとIR(赤外線)レーザーの2つを搭載したデュアルレーザーです。 今回は、IR(赤外線)レーザーを使用してサージカルステンレスのリング=指輪に名前を刻印してみました。

リングはその名の通り、円筒形材料なので、リングの外周、内周、いずれの側に加工するにしても、オプションのロータリーアタッチメントが必要になります。

xToolシリーズのロータリーアタッチメントには、加工する材料の形状に合わせて、いくつかのアタッチメントを交換することができます。

ということで、今回はリング(指輪)保持用のスタッドを使用します。

リングをスタッドの内側にするか、外側にするかで刻印面を変えることが出来ます。

こちらは、リングの外側に刻印する場合。

こちらはリングの内側に刻印する場合です。

リングのサイズ(外径、あるいは内径)、幅を計測し、

それらの踏まえた加工データを作成します。

刻印サイズが小さいため、今回は30秒以下で加工が終わりました。

材料はサージカルステンレスです。リングの幅は3mm、文字高さは1.2mmで加工しました。

こちらは黒のリングです。同じく、サージカルステンレスです。

xTool F1は安価なホビー・DIY用ということでレーザーの周波数を変えることは出来ないので、業務用ファイバーレーザーのように明色マーキング、暗色マーキングなど、仕上がりの異なる刻印を使い分けることはできませんが、単に刻印できれば良いということでしたら、十分な仕上がりだと思います。

xTool F1の製品情報はこちら

ポータブルレーザーマーカー xTool F1 ロータリーアタッチメントでグラスに彫刻

今回は、xTool F1のロータリーアタッチメントを使用して、グラスに彫刻を行ってみました。

通常、透明なガラスへ彫刻するには、CO2レーザー、もしくはUVレーザーが必要になります。

xTool F1は、ダイオードレーザーなので透明なガラスには加工できないのですが、材料にあらかじめ色をつけることで加工できるようになります。

ということで、レーザー光が吸収されるように黒の水性アクリル塗料をグラスに塗ります。

マスキングテープを剥がして、

グラスをロータリーアタッチメントに取り付け、xTool F1にセット。

約5分程度で彫刻完了です。

塗料剥がし液を使って黒の塗装を除去します。綺麗になるまで5-6分を要しました。

UVレーザーやCO2レーザーなら5分もあれば完成しますが、ダイオードレーザーの場合はマスキングテープを貼り、黒のスプレーを塗り、乾燥させてレーザー彫刻、不要な塗膜を除去してグラスを洗浄・・・この一連の流れで約20-30分程度で完成です。 数を多く作る必要がなければ問題ないでしょう。

バイク部品(マフラー)にブランドロゴをレーザー刻印

愛車(バイク)のマフラー、厳密にいうとサイレンサー(消音器)のカバーにバイクメーカーのブランドロゴを刻印してみました。

もともとは黒い2本のサイレンサーカバーが付いていたのですが、

黒一色だと、どうにも味気ないので、バイクショップに持ち込んでサンドブラストで耐熱塗装を除去してもらいました。

通常、こういったマフラーには、ヨシ〇ラとか、モリ〇キや、アク〇ボビッチなど、マフラーメーカーのロゴなどが刻印されています。やはり何もないよりは、そういったロゴが刻印されているほうがカッコいいものです。

ということで、レーザーマーカーを使って、バイクのブランドロゴを刻印することにしました。

WEB検索してみると、まさしくそのものズバリのロゴマークを見つけることが出来たので、Illustratorを使用してレーザーマーカーで使える形式に変換。

カバーを治具にセットして、

5分程度で刻印完了です。

材質は硬めのアルミでした。 汚れて目だたくなるのを避けるために、比較的強めのレーザーでしっかりと削りました。

所詮、自己満足ですが、バイクに取り付けるとかなりカッコよくなりました。

ロゴマークが際立っています。やはりロゴマークは高級感を演出するには欠かせないです。

当社のユーザー様にもバイクパーツ関連のお客様が数社おられます。バイクに限らず、自社製品のロゴマーク刻印にレーザーマーカー、いかがでしょうか?

ポータブルレーザーマーカー xTool F1を販売開始しました。

DIYホビー・SOHOビジネスに最適なポータブルレーザーマーカー xTool F1の販売を開始しました。

ダイオードレーザー10Wと赤外線レーザー2Wの2つのレーザーを搭載していますので、多くの素材に加工を施すことができます。

軽量コンパクトで、操作もパソコン、タブレット、スマホを使って操作可能です。

※タブレットとスマホのアプリの言語は、現在は英語となります。後日、日本語に対応したアップデートが行われる予定です。

詳細はこちらから

スライドエクステンションでレーザー加工

レーザーマーカー xTool F1のスライドエクステンションの紹介です。

スライドエクステンションは、xTool F1の横方向の加工サイズを4倍に拡張できるアクセサリーです。標準の加工サイズは115mm x 115mmですが、このアクセサリーを使うことによって115mm x 400mmというサイズの加工を行うことができます。

使い方はとても簡単で、ガイドレーザーを目安にして昇降ノブを回して焦点距離を合わせ、プレビュー機能で加工位置を確認し、

スタートボタンを押すだけで加工データに合わせてテーブルトップが自動で動いて加工を行ってくれます。

このように、複数のアイテムを並べて、連続で加工することができます。

今回は、このスライドエクステンションを使って、黒アクリル2mmから4枚のネームプレートを作成してみました。

こちらが完成したネームプレートです。

加工の様子は動画をご覧ください。

xTool F1に関する詳しい内容は、こちらをご覧ください。

https://www.laserworks.jp/xtoolf1

UVレーザーマーカーポリイミドを切断

UVレーザーマーカーでポリイミド樹脂を出力5ワットのUVレーザーマーカーで切断してみました。

ポリイミドと言えば いちばん身近にあるものとして、電子機器のFPC(フレキシブル基板)の基材などがあります。

レーザーマーカーはその名の通り、本来はマーキング用途で使用されますが、こういった薄いプラスチックの切断にも利用可能です。今回はカプトンテープ(デュポン製)を使用しました。

テープ(厚み公称値0.08mm)を切断したものです。

素材への吸収率が高いUVレーザーを使用しているため、CO2レーザーによる切断に比べると熱の影響が極微です。

カプトンテープを二つ折りにすると厚みが0.12mmになったので、同様に切断してみました。

切断自体は5ワットレーザーでも可能ですが、0.08mmの状態と比較すると、レーザーの照射回数が4倍になりました。

拡大すると、端部に少しですが炭化が生じています。が、これはポリイミドというよりは、テープに塗られた接着剤が炭化しているものと思われます。

それでもCO2レーザーでの切断に比べると、圧倒的に綺麗に切断出来ています。

切断時の模様は当社公式Youtubeチャンネルでご覧ください。