アクリル製二層プレートにレーザー加工(レーザー彫刻)

レーザー加工用商品の中では、わりとポピュラーな材料である二層プレートにレーザー加工を施しました。上層と下層が異なる色で構成されており、上層をレーザーで剥離することによって、文字や画像などを表現することができます。よく使われている用途はマンションのドアプレートなどです。今回も、社名の入ったドアプレートを製作してみました。

これが、材料となる二層プレートです。アクリル製で、巷では二層板と呼ばれたりしています。 色の種類は、かなり豊富に揃っています。今回は、最も人気のあるステンレス調のヘアライン加工が施されたプレートを使用します。

レーザーで彫刻した二層プレートを、今回は、こちらのフレームにセットします。

データは、このような感じで作成しました。 黒の部分が彫刻部で、赤線は二層プレートを切断するためのラインです。

それでは、早速、レーザーで彫刻を。

これが、加工直後です。

拡大すると、ヘアラインがよく見えます。

これを、フレームにセットすると・・・ なかなかの高級感です。

壁にかけてみました。

ちなみに、この材料を、近々、販売予定です。色のバリエーションはいくつかありますが、とりあえずはスタンダードなカラーを用意します。

二層プレート (表層 黒/下層 白)

二層プレート (表層 シルバー/下層 黒)

二層プレート (表層 ゴールド/下層 黒)

二層プレート (表層 シルバー/下層 黒)

二層プレート (表層 アルミ色/下層 黒)

二層プレート (表層 赤/下層 白)

二層プレート (表層 青/下層 白)

ラメ入りアクリルを使ってドアプレートを作成(レーザーカット)

ラメ入りアクリルを入手したので、子どもたちの部屋用にドアプレートを作ることにしました。

Corelを使って、ササッとデーターを作ります。

本当は、後のことを考えて裏面に接着用の両面テープを貼ってから切ればよかったのですが、時間がなかったので割愛しました。

切り文字の他に、ベースになるプレート(これは普通のアクリルです)も切り出します。後で文字を貼り付けやすくするためにレーザーでケガキ線を描いています。

切り出した文字を瞬間接着剤でベースに貼り付けると完成です。

拡大してみると、ラメがキラキラしているのがわかります。

ということで、あっという間に完成しました。データーの作成を含めても、30分はかかりませんでした。

今日は、コレを持って帰って、娘たちにゴマすりします。

詳細はレーザーワークスまで

レーザーでアクリルの彫刻

レーザーでアクリル楯を作ってみました。 

今回は、サンドブラスト加工のような風合いを持たせることで、少しだけ高級感・プレミア感を演出してみました。

加工データは、チャイニーズドラゴンです。 サンドブラストの風合いを少しでも多く感じられるよう、黒ベタの面積が多いイラストを選びました。

加工そのものは何も難しくありません。 プリンタドライバーの設定時に、特定のオプションスイッチを有効にするだけです。

これで出来上がり。アクリルの場合は、白く発色するので裏に黒い背景を用意します。今回は、黒のアクリル板を楯と同じサイズで作っています。

通常、レーザーでスキャン加工(水平走査)を行うと、一本のレーザー光で走査していくため、横方向の筋(ライン)が目立つのですが、オプション機能をONにすると、このように目立たなくなります。

しかも、ランダムな模様になっているため、光を当てた時の光の乱反射が、よりいっそう強くなり、とても綺麗に(光って)見えます。

今回は、さほど深く彫っていないのですが、深く掘ることで立体感も助長され、プレミア感が沸き立ちます。

こういった小技が効くかどうかで、後の商品展開に多少なりとも影響するのではないかと思います。些細なことですが、レーザー加工機をチョイスする時の参考にしてください。 

ちなみに、今回は、アクリルへの彫刻でしたが、ガラスの彫刻時にも、この機能は有効です。

詳細はレーザーワークスまで。

革製ダーツケースにレーザー刻印(レーザーマーキング)

最近、レーザーカット(切断)の記事のアップが減っていますが、実際は、かなりの数をこなしています。ただ、テストで依頼される内容が、比較的特殊な素材が多く、秘匿事項扱いのため、ブログにアップすることが出来ないだけです。 

ということで、今回もレーザー刻印(レーザーマーキング)の記事をアップします。

今回は、最近になってはじめた趣味のダーツ、そのダーツ矢やその他アイテムを収納する革製のダーツケースです。

今回は、裏面にレーザーを当てます。

ワンオフのアイテムで、治具を作るほどでもないので、位置決めはレッドポインターだけで合わせました。

黒色の革なので、レーザーを当てても、色が目立ちません。 後から色を入れます。

わりとアバウトに、色を塗ります。 本当は、赤色を入れる前に、発色を良くする為に、白っぽい色で下地を塗ることが望ましいです。今回は、下地にする色がなかったためオミットしました。

周りをふき取ると、このような感じです。やはり、下地は塗っておくほうが良いでしょう。

とりあえず完成です。 塗料を塗って、その後、シンナー系の薄め液ではみ出した所をふき取ると、革の表面が脱脂されて艶がなくなりますので、後から艶出しをしなければなりません。ちなみに、今回は靴用のクリームで磨きました。

実は、最初に、表面にレーザーで刻印を行っています。 刻印後、色を入れようとしたのですが、塗る塗料を間違えて失敗してしまいました。

ただ、失敗も、スキルアップには必要です。 次回の為の試金石ということで。

ということで、表面には二層プレートを使ったネームプレートを貼り付けました。

本当は、ダーツのバレル(胴体)にレーザー刻印を行いたかったのですが、ダーツのバレルはタングステンが使われているため、高密度レンズを使っても刻印が出来ません。

マーキングコンパウンドを使えばマーキングは出来るのですが、マーキングコンパウンドは摩擦によって剥がれてしまいますので、ダーツのバレルのように手で持つような部位には使わないほうが良いでしょう。 

ちなみに、マーキングコンパウンドを使ってZIPPOライターにマーキングしているものもあるようですが、同様の理由により、当社ではお勧めしていません。

詳細はレーザーワークスまで。

レーザーでチョコレートへ描画

今回は、(有)ショコラール様のチョコレート加工について、です。

ショコラール様は、業務用チョコレート(油脂製品)の製造大手に努めておられた経験とノウハウを基に、レーザーによるチョコレートへの描画というアイディアで製造特許を取得されました。

(日本は特許取得済み、他に、米国、中国、韓国、ヨーロッパに特許申請中)

巷には、食用インクを使ってチョコレート表面にカラー印刷を施した商品も出回っておりますが、ショコラール様のチョコレートは、食用インクやシュガーシートなどは一切使いませんので、チョコレート本来の美味しさをお楽しみいただけます。

「Chocolart」へのお問い合わせ先

有限会社ショコラール  〒640-0112  和歌山県和歌山市西庄557番地 
TEL;073-455-3652 FAX;073-494-3114 http://www.chocolart.ecnet.jp

レーザー刻印(ステンレス)のマイクロスコープ画像

レーザーで金属を彫刻できますか?というお問合せを、よく頂くのですが、どれくらいの深さがあれば彫れている、とお答えできるのか、回答に困ることが多々あります。 ゆえに、当社では"金属をレーザー彫刻できます"という表現は使っていません。

極力、レーザー刻印、レーザーマーキング、という表現にとどめており、あくまでも目視で確認できる状態を示しています。

ということで、今回は、マイクロスコープによる拡大画像を掲載します。

今回は、手元にあったレザーマン多機能ツール(ステンレスボディ)に、高密度レンズとシングルストロークフォントの組み合わせで刻印してみました。

Youtube動画

こちらがレーザー刻印後。 LASER WORKSの部分が刻印箇所で文字高さは2mmです。定規部分はもともとあったものです。

こちらは、約50倍の拡大画像です。

刻印箇所が光って見えますが、これはマイクロスコープのLED照明の光が当たって反射しているからです。

深さ方向の距離感は、いまいちつかめませんが、あきらかに表面が溶けています。

ということで、物理的に表面が溶けている以上、滅多なことで刻印が消えることはありません。

それから、サイト上に掲載しているように、高密度レンズを使って刻印できる金属には限りがあります。 金・銀・銅などの貴金属系や真鍮、無垢のアルミ材には刻印できません。(アルミの場合はアルマイト剥離マーキングであれば簡単に加工できますが)

詳しくは、加工可能な素材(金属編)をご覧ください。

それから、レーザーマーキング剤(ペースト状の液体)を塗布して、焼き付ける手法は、当社ではあまりお勧めしていません。

理由は、軽い摩擦程度の物理的接触で剥がれ落ちてしまうことが多々あるからです。 飾り(ディスプレイ用)ならいざ知らず、日常的に接触が生じる製品(ステンレス製のジッポライターや筆記用具など)には、レーザーマーキング剤は使わないほうが無難だと思います。もちろん、これは個人的な見解ですが。

詳細はレーザーワークスまで。

バイク用ナビ GARMIN zumo 660用サンバイザー

バイク用ナビ GARMIN zumo 660用のサンバイザーを作りました。

バイク用のナビというのは、クルマのように屋根がないために太陽光に晒されると液晶の画面が見えづらくなるということです。

なので、ユーザーはサードパーティ製のサンバイザーをつけるらしいです。

GARMIN社のzumo 660は汎用モデルなのですが、BMWのバイクに取り付ける場合、マウントベースが特殊なのでサードパーティ製のサンバイザーが付けられないということです。

ということで、今回も知り合いに製作を頼まれました。

まず、黒の2mm厚のアクリル板からバイザーを切り出します。

黒のアクリル板をレーザーで切っても、切断の様子がほとんどわからないため、今回は動画はナシです。

切り出したアクリル板を、アクリル曲げを使って曲げます。

アクリルのままだと、見た目がとても安っぽい感じがします。

ということで、次に、同じデータを使って、市販のカーボン調フィルムを切断します。

このカーボン調フィルムですが、材質が塩ビなので常用的にレーザーで加工するのはNGです。 今回は、1個だけの製作だったので、レーザーでカットしました。

このカーボン調フィルムをアクリルに貼ると・・・チープ感がなくなって、とても良い感じになりました。

これをマジックテープでナビ本体に貼り付けると

高級感が漂います。

左側は、ナビのマウントベースを避けるように切り欠いています。

装着した状態で、電源ボタンも操作可能です。

これを、実際にバイクに取り付けると・・・

いや、我ながら上々の出来です。 友人も喜んでくれると思います。

ただ、唯一の欠点は、アクリル製のため柔軟性がほとんどないので、ナビ本体にマジックテープで取り付ける際は気をつけないと割れてしまいますね。

もちろん、走行時に割れるということはありませんが。

詳細はレーザーワークスまで

レーザーで定規を作る

定規のサンプル製作を依頼されたので、早速、作ってみました。

材料は、いたって身近なアクリル板を使います。今回は、キャスト板を使いました。

データもいたって簡単に、文字(黒=スキャン加工)と目盛り(赤=ベクター加工)と切断ライン(緑=ベクター加工)だけの構成です。

目盛りをベクター加工にした理由は、線をシャープにしたかったからです。

今回、カメラを手持ちで撮影したので、画面が少々揺れています。

キャスト板を使っているので、白の発色が良い感じです。

もっとも、背景が暗いから見えやすいだけで、背景が明るいと、やはり見づらいので、黒色を入れてみます。

今回は、シンプルな直線定規を作ってみましたが、雲形定規や分度器なども、簡単に作ることが出来ます。

詳細は、レーザーワークスまで。

発色性アルミ板へのレーザーマーキング

本日のレーザー加工は発色性を持ったアルミ板へのレーザーマーキングです。

厳密に言うとアルミ表面にレーザー発色層を施し、レーザーエネルギーで発色させるというものです。

既製の商品ですので、ご存知の方もおられると思いますが。

商品名はアルママークです。メーカーのサイトはこちらです。

https://alumamark.com/

日本にも販社があります。

表面の色はゴールド・シルバー・ブラス・ブロンズという種類になります。

レーザーを使って材料の切断自体は出来ないため、おのずから既製サイズを使うことになります。

もちろんメーカーにオーダーすれば希望のサイズで作ることも可能です。

ただし、その分の費用はかかりますが。

今回は、ゴールドを使って加工を行いました。

これが生板です。

こちらはいつものようにYouTubeにアップした加工中の動画です。今回は小さい画像も加工するため、レーザー加工の駆動解像度を上げています。ですので、いつもよりは若干時間を要しています。

これで出来上がり。

材質やサイズを考えると用途的には銘板やペットタグなどがよいのではないでしょうか。

ただ、耐候性については紫外線等の影響があるため、長時間の屋外での使用にはお勧めしません。

詳細はレーザーワークスまで

レーザーでレリーフ彫刻 (Part2)

今回は、レーザーによるレリーフ彫刻です。

前回のレリーフ加工は、文字だったのですが今回はイラストレーションの加工です。

昨今のレーザー加工機は非常に使い勝手が良く、プリンタドライバーでレーザーの出力と照射時間さえ決めてあげれば、後は勝手にレーザー彫刻をしてくれます。

ただ、やっかいなのはレーザーのほうではなく、彫刻用のグラフィックを作ることです。

レリーフ状に加工する場合、レリーフの浮かせたい部分を白、レリーフの最も深く彫る部分を黒にして、その範囲内でグラデーションによるデータを作る必要があります。

こういったグラデーションのデータを作成する場合は3Dソフトを使うと良いのですが、残念ながら、まだそこまでのスキルは身に付けておりません。

バーサレーザーの製造元であるユニバーサルレーザーシステムズのアプリケーションエンジニアに確認したところ、やはり3Dソフトで作成しているようです。

もっとも、スキルさえ身につければSHADEのようなリーズナブルなソフトでデータを作ることは充分に可能だと思います。

今回は、ユニバーサルレーザーシステムズのデータを使って、レリーフ彫刻を行いました。

材料は、100円均一で買ってきた安価な木製プレートです。

ご覧のように、木の節が目立つ種類の木材は、あまり向いていません。

が、しかしレリーフ感は、それなりに表現できているかもしれません。

時間はかかりますが、節が目立ちにくいサクラ材などが良いと思います。

詳細はレーザーワークスまで