ポータブルレーザーマーカーLW-SMARTのエンクロージャーの量産モデルの紹介です。
外見はレーザー本体同様、スマートなデザインに変更されました。
使用サイズは、340*520*550mmとなります。
パッキングサイズは、650*200*570mmとなります。
重量は、8.5kgです。
尚、このエンクロージャーを使用する場合は、強制排気が必要になります。小型の集塵ユニットもしくは、既成のファンを接続する必要があります。
価格はオープンとなります。
先日、広島工業大学様にUVレーザーを納品させていただき、その際、ガラスのマーキングサンプルを作らせていただいたので、その内容を紹介します。
製品は、こちら、LW-UVの5W(ワット)モデルです。当社の販売するレーザーマーカーの中では最も高額になります。(レーザーカッターは除きます)
これが、そのマーキングサンプルです。ガラスは、熱膨張率が高く急激な温度変化で最も割れやすいソーダガラスです。
CO2レーザーを使ったガラス彫刻については、多くの事例を経験していますが、ガラスマーキングでここまで精細にマーキングが出来るというのは、正直、驚きです。
こちらはCO2レーザーでのガラス加工事例です。こちらは耐熱ガラスなので、比較的、割れ(クラック)は少ないですが、
100円ショップなどで売っている安価なソーダガラスだと、加工が終わって冷えてくるとガラスの収縮が始まり、彫刻面が捲れてきます。また、高熱で溶かしているため、小さなうろこ状の模様が見えます。
こちらはUVレーザーによる加工部位の拡大画像です。綺麗に彫れているのがわかります。
さらに拡大したものです。
こちらは正面から。
これを見た後に、CO2レーザーによる彫刻画像を見ると、
UVレーザーの能力の高さが良く分かります。
かといって、CO2レーザーはガラス彫刻の全てにおいて劣っているわけではありません。加工面(デザイン)の大きな加工、例えばワインボトルや焼酎ボトルなど色付きガラスに大きなデザインを彫刻する場合などは、高出力CO2レーザー(50W以上)のほうが、いろいろと有利です。その場合はレーザーマーカーではなくレーザーカッターになってしまいますが。
もっとも、UVレーザーはガラスや陶器、紙や金属、プラスチックなど、対象物の範囲が広い万能なレーザーなので、予算の余裕があるならばUVレーザーをお勧めします。
こちらはガラスマーキング時の動画です。
最近はレーザーマーカーのお問い合わせが多く記事がレーザーマーカーに偏ってしまっていますが、先日、レーザーマーカーとの比較でレーザーカッターMUSEを動かしたので、その時の彫刻加工の模様です。
材料は、100円ショップで売っている竹製のプレート。キッチンプレートの類です。
加工する絵柄はShutterstockで入手したアステカカレンダー模様です。
微細加工の程度をはかり知るために、アステカカレンダー模様がレーザーの彫刻サンプルでよく使われます。
MUSEのワークエリアです。LED照明が装備されているので何かと便利です。
加工時の動画は記事の最期をご覧ください。
これが、彫刻直後です。
思った以上に、よく彫れていると思います。
MUSEはDC励起のガラス管レーザーなので、ラスタースキャン速度については、VLSシリーズの様なRF励起金属チューブを採用したレーザーには敵いません。この時の解像度は500 x 500dpi、スピード100% パワー100%で加工しました。絵柄の大きさは80x80mmで、加工時間は9分21秒となっています。RFメタルチューブに比べてガラス管レーザーは応答速度が遅いので仕方がないです。
それでも、彫刻のクオリティは合格点だと思います。
MUSEのスキャン解像度は、3段階です。左から250dpi、500dpi、1000dpiとなっています。その他のパラメーターは共通です。
250dpi 拡大
500dpi 拡大
1000dpi 拡大
RFメタルチューブを搭載したお高い高性能レーザーまでは必要ない、かといって、安価なパーツで構成された低価格が売りのレーザーよりは良いものが欲しい、という場合は、その中間に位置するレーザーカッターMUSE、お勧めです。
加工時の動画です。
ガラス管レーザーチューブ45Wを搭載したレーザーカッターMUSEとRF励起メタルチューブ30Wを搭載したレーザーマーカーLW-CO2で同じ加工をしたものを比較した動画です。共にCO2レーザーです。
レーザーカッターとレーザーマーカーのしくみ違い
レーザーカッター
レーザーカッターと呼ばれるX-Yプロッター方式のレーザー加工機は、反射ミラーと集光レンズが取り付けられたヘッドをX軸Y軸のレールに沿って動かすのため、レーザー光が、どの位置でも材料に対して常に垂直になるので、材料の切断に向いています。機構的に高速で動かすことが出来ないということが唯一のデメリットです。
レーザーマーカー
レーザーマーカーと呼ばれるガルバノ方式のレーザー加工機は、反射ミラーが取り付けられた2つのガルバノメータを高速で動かすため、高速マーキングを行うことが出来ます。ただし、レーザー光の照射範囲が狭いため、小さな面積への加工に限定されます。また、外側に広がるにつれてレーザー光が斜めに照射されるため切断には向いていません。
右がレーザーマーカー、左がレーザーカッターによる加工結果です。材料は竹板です。
個人的な嗜好で恐縮ですが、ふだんからお茶は綾鷹シリーズを愛飲しています。
というわけで、今回は綾鷹ロゴ入りのマイカップを作ることにしました。
100円ショップで買った、この陶器カップに ファイバーレーザーで格好よく彫刻を行います。
まずはベースとなる絵柄をPhotoshopで取り込み、あとでIllustratorでベクトルトレースを行うために解像度を上げます。
解像度を上げた後で、Illustratorに取り込み、トレース機能を使ってベクトルデータを作成します。
生成されたベクトルデータで使用するのは、急須の部分だけで、文字については、画像を下敷きにして、指定フォントを使用してイチから作りました。
ベクトルデータが完成したら、DXFフォーマットで出力し、そのファイルをレーザー制御ソフトのEZcad2に取り込みます。
彫刻する箇所にハッチングをかけて、レーザー出力設定を行い、加工を行います。
今回は、カップの円周に沿っての加工なので、ロータリーユニットを使用しました。
完成です。
なかなか良い感じに彫れていると思います。
反対の面には、オリジナルの家紋を入れてみました。(綾鷹 KAMONジェネレーター というサービスを使用して作成しました。)
せっかく加工データを作ったので、サイズの異なる湯飲みにも彫刻してみました。
こちらも裏面はオリジナルの家紋。
事務所でランチを食べる時は、このカップでお茶をいただくことにします。
加工時の動画です。
最近のキャンプグッズはとどまることがないようです。ユニフレームというアウトドアブランドからソロキャンプ用の中華鍋までリリースされました。
早速、そのユニフレームの中華鍋を手に入れ、レーザーで名入れしてみました。ついでに中華鍋が置けるように買ったシングルバーナーの五徳にもマーキングしてみました。
中華鍋の本体は鉄製で、ハンドル部分はステンレス製です。今回もレーザーマーカーLW-EFを使います。
とてもシンプルな加工なので、特筆すべきところはありませんが、今回は明色マーキングではなく、よりくっきり見えるように暗色(黒色)マーキングで仕上げました。
次回のキャンプは、このセットを持参して、キャンプ場で中華鍋を振ってチャーハンを作ろうと思います。
キャンプで薪割りをするのに、鉈を買ったので 早速、レーザーで名前を入れることにしました。
今回は、刃の部分ではなく、柄の部分に名前を入れるのでCO2レーザーマーカーを使用しました。
もちろん、CO2レーザーカッターでも同じ加工は出来るのですが、レーザーカッターは、その呼び名の如く、切断目的のマシンなので、彫刻やマーキングに関しては、レーザーマーカーには遠く及びません。
大きな加工面積や短焦点レンズによる微細加工が得意であるという利点はありますが、パーソナルギフトの名入れ程度の加工であれば、時間とコストを考えるならば、レーザーマーカーが有利でしょう。
加工については、名前だけを入れるのも芸がないので、今回は中国四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)の中の青龍を入れました。
画像は、Shutterstockで購入したepsファイルをIllustratorで取り込んで、dxfファイルを取り出し、EZcad2に取り込んだ後、画像サイズに合わせてハッチングを行っています。
材料(鉈)は平ではないので、スペーサー代わりに手元にあったものを使って水平を出します。
彫った直後は、絵柄が細かすぎて イマイチかなと思ったのですが、
いつものように水性ニスを塗って乾燥させると、
細かいディテールまで再現できていました。
週末は、これを持ってキャンプに行く予定です。
以前、バイクのウィンドスクリーンにレーザーマーキングが出来ないか?
というお問い合わせをいただいたことがあり、結局、話は立ち消えになったのですが、せっかくなので自分のバイクのスクリーンを使って、試しにやってみました。
今回は、Puig(プーチ)というスペインのメーカーのスクリーンにマーキングします。
材質が透明アクリルなので、CO2レーザーマーカーを使用します。CO2レーザーカッターでもマーキングは出来ますが、このスクリーンはサイズ的にレーザーカッターの筐体内に収めることが出来ないので、おのずからレーザーマーカーになってしまいます。
レーザーカッターと異なり、マーキング速度が圧倒的に速いので動画の後半は1/4のスロー再生になっています。
アクリルとCO2レーザーは相性が良いので、綺麗にマーキングすることができます。
また、レーザーマーカーはスキャンピッチが細かいのでレーザーカッターにありがちな横方向の縞模様が出にくいです。
ということで、今週末はこのスクリーンを取り付けてツーリングにでも行こうかと思います。
今のご時世、キャンプが流行っているようで、それに伴いキャンプギアもたくさんリリースされてます。焚き火台もその中の一つで、焚き火の炎に癒されるという方が多くいらっしゃるようです。
ということで、自分も焚き火台が欲しくなり、数ある中から Wolf&Grizzly ウルフアンドグリズリー のファイヤーセーフ&グリルを手に入れました。 手に入れるだけだと単なる趣味の話なので、もちろんレーザーマーキングの対象としての購入です。
中に入ってるのは、全部で4つのパーツです。それら4つのパーツ全てにレーザーマーキングを施しました。
これは、折りたたみ式の焚き火台フレーム
こちらは蛇腹の火床。ステンレスなのですが、一見、フレームと同じステンレスかと思ったのですが、同じパラメータでマーキングしたのに、仕上がりが異なりました。ということで、見た目は変わらずとも材質(硬度や配合)が若干異なるようです。
こちらはグリルのフレーム。ステンレス製となっていますが、焚き火台とは材質感が異なります。
これはグリルネットについている補強フレーム。
組み合わせると、このようになります。いやいやとても絵になります。格好いいです。
当社のロゴも映えます。(個人的見解です)
レーザーマーキングの良いところは、プリントやシールでは演出できない上質感と耐久性です。また新しいギアを見つけたらレーザーでマーキングします。
ファイバレーザーを使ったステンレスカップへのレーザーマーキングです。
比較的多くのお問い合わせをいただくカップへのマーキングですが、レーザーカッターを使ったマーキングの記事は過去にいくつか書いたものの、ファイバーレーザーを使った記事がなかったので、サーモスTHERMOSの真空断熱カップを使ってマーキングサンプルを作ってみました。
円周上にマーキングをするために、ロータリーアタッチメントを使用します。ロータリーアタッチメントは、本来、ロータリーチャックで材料を挟んで固定するのが正しいのですが、小径用のアタッチメントしかなかったので、カップをチャックに被せて、チャックを開いて固定しました。
本来の固定方法ではないため、ロータリーとカップの中心軸がズレないよう、傾斜計を使って平行を取りました。
今回は、明色マーキングと暗色マーキングの2種類のパラメータで加工しました。
レーザーマーキングの場合、いちばん初めにマーキングパラメーターの条件出しが必要なのですが、今回はロータリーを使用することによりスキャン方向が固定されるため、平面へのマーキングと異なり、条件出しに時間を要しました。また、明色と暗色の2種類の条件出しとなるため、2個のカップを条件テストに使用することになってしまいました。
暗色の設定は、、比較的簡単に条件を出すことができたのですが、明色のパラメーターが曲者でした。
とはいうものの、それなりに綺麗にマーキングすることができました。
マーキングサンプルが出来上がった後、早速、私のマイカップとなったことは言うまでもありません。