お客様のご依頼により、SUS(ステンレス鋼)の部品に、レーザー刻印を施しました。
これがSUS部品。
この部品をレーザー加工機にセットするための治具を作ります。材料は、例によってアクリル板です。
出来上がった治具に材料を乗せてみます。
横から見ると、このような感じです。材料の一部が溝に嵌ります。
早速、レーザーを当ててみます。(赤い光はレーザーではなく、ポインターです。)
レーザー刻印中
刻印直後です。
実際には、いちばん最初に、何パターンかの出力設定を試しています。強く当てすぎると、刻印部周辺の酸化が多くなります。
これは、少し強すぎる感じです。
その結果を見て、少し、弱めにレーザーを当てると・・・
下の画像は、マイクロスコープで拡大したものです。(約50倍)
約160倍の拡大画像。 袋文字を加工しているので2重になっていますが、遠めには太目の文字という感じに見えます。
高価な金属用レーザーマーカーを使わずとも、この程度(文字の判別が出来る程度)の刻印は可能です。
もっとも、刻印の速度は、ガルバノレーザーに比べると遅いのですが。
今回のリザルト)
文字高さ 2mm×7mm
10個連続の刻印で、2分11秒(1個当たり13.1秒)
詳細はレーザーワークスまで
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