今回は、レーザーで石板への彫刻です。
彫刻という表現をしていますが、厳密に言うとレーザーの熱で、石の組成の結合を分離している、とでもいうのでしょうか。
ただ、全ての石が綺麗に、あるいは深く彫刻できるわけではありません。 ほとんどの石の場合、レーザーを当てても変色が起こりません。ゆえに、レーザーを当てた石を商品として扱う場合、商品価値が乏しいわけです。
ただ、石の中にはレーザーを当てた部位とそうでない部位で、色の違いが生じる種類もあります。 こちらの石は、石を構成する粒子の単位が非常に細かく、またレーザーを当てた場所は白っぽくなりますので、レーザー彫刻に向いています。
これが、その石板です。
いつものように材料をレーザー加工機にセットします。
加工中の動画はこちらです。
これが、何の補正も加えずに加工したモノです。
これが、ソフトウェアを使って、イラストっぽく処理した画像を加工したモノです。
わりと、ペットの写真の彫刻などに使われているようです。 プラスチックと違い、高級感があるのが石のいいところです。 詳細はレーザーワークスまで
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