レーザー描画用画像処理ソフトウェア 『1-Touch Laser Photo™』(ワンタッチレーザーフォト)がバージョンアップされました。
今回のバージョンUPで、木材とガラスのフィルターが追加されましたので、早速、加工テストを行ってみました。
ガラスについては材料が無かったため、急遽、材料をオーダーしました。 材料の入荷後、あらためてテストを行います。
ということで、今回は、木材へ写真を彫刻してみました。 比較のため、『1-Touch Laser Photo™』によるフィルター加工したものと、何もしない状態(PhotoShopで、グレースケール変換とガンマ補正、コントラスト調整のみ適用)の写真を加工してみます。
今回の題材となる写真がこれです。
『1-Touch Laser Photo™』でフィルターをかけたものがこれです。 このデータをCorelDrawにインポートしてレーザー加工を行います。
左側が『1-Touch Laser Photo™』による画像、右側がPhotoShopでコントラスト調整を行ったものです。並べてみると、はっきりと違いが出ます。
動画は『1-Touch Laser Photo™』を使ったデータのレーザー加工です。
こちらは、『1-Touch Laser Photo™』によるフィルターをかけずにプリンタドライバ任せで加工したものです。レーザーのパラメーターを何パターンかでトライしてみましたが、使った木材がピーチということもあり、かなりボヤけている印象です。 ただ、『1-Touch Laser Photo™』との違いがはっきり出るように、画像のサイズのわりには、解像度をかなり荒くしています。
それに比べると、『1-Touch Laser Photo™』を使うと、こんなにも鮮明になります。 もちろん駆動解像度は上のものと同じです。 出来栄えは、米国製のソフトということもあり、かなりアメリカナイズされた印象に仕上がっています。
『1-Touch Laser Photo™』なし
加工サイズ: 100mm x 65mm
駆動解像度:333LPI
『1-Touch Laser Photo™』あり
加工サイズ: 100mm x 65mm
駆動解像度:333LPI
木材へ写真を加工する場合は、画像はもとより木材の種類が重要です。
どれが良いか、というのは実際にレーザーを当てて試してみる必要はあるのですが、木材に水分が多いと色が付きにくく、且つ、多くのヤニが付着してしまいますので、硬い(乾燥した)木材のほうが柔らかい(水分が多い)木材よりも綺麗に仕上がります。
加えて、『1-Touch Laser Photo™』を使うことによって、より鮮明な加工が可能になります。
既に『1-Touch Laser Photo™』をお持ちの当社ユーザー様は、サポートページよりバージョンUP版をダウンロードいただけます。
詳細はレーザーワークスまで
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