今日は、厚めのアクリル板の切断です。
前回は10mmの切断だったのですが、それよりも厚い材料ということで、今回は15mmのアクリル(押し出し材)が相手です。
今回のテストも、当社のデモ機、30ワットの小型レーザーで行っています。
まるで氷の塊のような透明度です。
以前のプラットフォーム(VL200,VL300型)だと、30ワットでも、ちょっと微妙なのですがマイナーチェンジを受けた現行型VERSALASERは出力ドライバがアップグレードされているので駆動モーターの制御が良くなったのが一因(?)かもしれません。
切断面については、さすがにレーザーの照射時間を長くせざるを得ないので材料の中心部が細る傾向にあります。あと、若干ですが端部が盛り上がります。しかし、よく言われているテーパーはほとんど見当たりません。若干の細りはあるものの、切断面自体は、ほぼ垂直です。テーパーがつくのは、おそらくレンズの選択が間違っていると思われます。
長方形の方は、若干ですが中心部が凹んでいます。 いずれにしても、低出力レーザーでの15mmの切断は、あくまでもエマージェンシーということで。 詳細はレーザーワークスまで。
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