お客様のリクエストにより、陶器へ写真を彫刻してみました。
陶器といっても、種類はさまざまですが、今回は巷でよく見かける、表面に釉薬が塗られたものです。
釉薬はガラス質ですので、レーザー加工という観点で言えばガラスへの彫刻とほとんど変わりません。
ガラスにレーザーを当てると白くなります。今回の陶器も釉薬の層を削りますので彫刻後の色は白くなります。 陶器について言えば、釉薬の厚みや色によって、彫刻後の出来栄えや見栄えは大きく異なってきます。
こちらが、今回の素材です。よく見かける色のお皿です。
今回の写真も、加工サンプルで何度か使っている女性の写真を使用しました。
これを1-touch laser photoでガラス用のエフェクトをかけます。(最新バージョンはガラスにも対応済みです)
あとは、プリンタードライバのマテリアルデータベースがらガラスの設定をLoadして、レーザーを当てるだけです。
このような感じで仕上がります。 釉薬の色がもっと濃ければ、もっと良い出来栄えになるのですが、釉薬の色が明るいために、コントラストにかけます。
拡大してみます。
個人的な見解ですが、こういった加工(写真など)が施されたお皿は、食事に使うよりはディスプレイ用としたほうが良いかもしれません。
しつこいようですが、陶器へ加工する場合は釉薬の色が出来栄えを大きく左右します。
加工データ
30Wレーザー + 高密度レンズ
画像サイズは18cm 加工時間 11分。
詳細はレーザーワークスまで。
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