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レーザー加工におけるデザインのテクニック

今回のテーマはレーザー加工におけるデザインテクニックについてです。


たしかにレーザー加工機を使うことによって、誰が作っても、品質のバラつきのない同じ商品を作ることができます。


ただし、それは言い換えれば、誰がやっても同じ商品になってしまうということです。

どんなに優れた装置を持っていても、それと同じ装置があれば同じ製品を作ることができます。


では、独自のカラーを出すにはどうすれば良いのか? ということになるのですが、やはり、それは作り手の個性やセンス、デザインのテクニックということになるでしょうか。


作り手の個性やセンスは個人によって異なりますので一概には言えませんが、デザインのテクニックについては習得が可能です。


たとえば、レーザー加工機を使って写真加工(写真の彫刻)をされているほとんどの方は、(仕事柄デザイン関係のお業務に携わっておられる方は例外ですが)、おそらくは下図のように写真をレーザー加工機用にグレー変換されているだけではないかと思われます。


もしくは、少し気の利いた方で、グレー変換後にレベル調整やコントラストの補正を行っておられるぐらいでしょうか。

左が原図、右がグレー変換後。


これをそのままアクリルや石板などに彫刻してしまうと決して悪くはないのですが、そこからもう一歩踏み込んで、少し手を加えるだけでも画像の印象がずいぶん変わってきます。


下図は、画像加工ソフトで少しだけ手を加えたものです。(ほんの一例です。)

® Photoshop、COREL®Photo-Paintを使って手を加えたものです。


そして、これらの画像を単純な四角のアクリル板や既成のプラーク(アクリル楯)に加工するのではなく、装飾枠のデザインを加え、材料自体もアクリル板から自在に切り出すことによって、材料コストを抑えつつも他とは異なる、一風変わった作品に仕立て上げることができます。


こちらが完成品。5mmのアクリル板を切り出し、裏に同じサイズの黒のアクリルを合わせています。

外形の形状は、適当に描いたので少しいびつな形にはなってしまいました・・・が。

当社はお客様のご要望に応じて、レーザー加工機の基礎講習以外にも、コンサルティングという形で、こういったデザインテクニックを提供させていただいています。


詳細はレーザーワークスまで。

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