レーザー加工ビジネス情報交換SNSのレーザーソサイエティのコミュニティで、アクリル鏡(アクリルミラー)の切断についての質問がありましたので、回答を兼ねて、実際にレーザーカットを行ってみました。
結論から言うと、アクリルミラー(鏡)のレーザーによる切断は問題ありません。
同様に、一般的なガラス鏡の彫刻についても問題はありません。
レーザーの構成部品である反射鏡(反射ミラー)は、特殊な処理が施してあり、レーザー光を表面で反射しますが、アクリルミラーやガラス鏡は表面では反射しません。
双方とも、アクリルもしくはガラスの裏面に反射材があるため、鏡として機能していますが、素材としてはアクリル、ガラス、ということになります。
以下が、レーザー加工時の様子です。
これが材料のアクリルミラーです。

こちらが加工中の動画です。レーザーはアクリル面側から照射しています。
反射材側から照射しても構いませんが、その際は、アシストエアによる消炎が必要です。
Youtubeのサーバーの状態によってはレスポンスが良くないかもしれませんが、今回から動画はHD画質でアップロードしています。再生ボタンを押してから表示される動画の右下の【HD】ボタンを押すと、ノーマルよりも高画質でご覧いただけます。うまく表示されない場合は、そのままストリーミングが終了するまで待ってから、あらためて再生ボタンを押すと良いようです。
ただし、パソコンのCPUスペックが低い場合はノーマル画質でご覧下さい。
また、再生速度が変に早い時は、一旦終了してから、あらためて再生すると、正しい速度で再生が行わるようです。(ソフトで再生速度の編集はしておりません)
こちらがレーザーカット後のアクリルミラーです。




通常のアクリル同様の切断が出来ました。
詳細は、レーザーワークスまで
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