レーザーカッターMUSEのソフトウェアがバージョンアップされたので、テストがてら切り絵を作ってみました。使用した紙は、特厚口151μm(124g/m2)のカラーペーパーです。
結論から言うと、思った以上に速くキレイな仕上がりでした。

ベクター切断のスピードは、結構速く、10分の加工時間を編集で短くしていますが、レーザーカッターの動画にありがちな、いかにも加工が速くできるような錯覚を与える編集はしていません。切断速度はご覧いただいたままの速度です。

レーザーカッターMUSEのユニークなところは、ベクター切断の角部分の処理です。

特に何の制御もされていないレーザーカッターだと、角部分に近づくにつれてベクター速度を遅くし、直角ー鋭角のエッジ部分でいったん留まるため、角のポイントはどうしても過剰な熱で焦げてしまいます。(ベクター速度とは、ベクター線(ベクトル線)をトレースするときのヘッドスピードです)

制御されていないレーザーの場合

これが、上級機種になると、ベクター速度の低下と共に、角・エッジ部分のレーザー出力を制御(低下)させることでエッジ部分の焦げを減らします。

レーザー出力を制御する上級機種の場合

 

MUSEの場合、ベクター速度は落とさずに、デザインの外側に小さなループを作成し、ループの間はレーザーをOFFにすることで、スピードを落とさず、かつ、焦げの発生を抑えるという制御がなされています。したがって、結果として焦げが少なく速い加工を行う事ができます。

レーザーカッターMUSEの場合

 

こちらは、レーザー照射側から見たエッジの拡大画像です。これといった焦げ跡は見受けられません。

完成画像

こちらの加工データ(SVG形式)は、こちらからダウンロードいただけます。もしレーザーカッターをお持ちであればお試しください。(ZIP形式で圧縮しています)

本加工に使用したレーザーカッターは、こちらです。

レーザーカッター MUSE


導入をご検討の方へ