ガラス管レーザー発振管を採用したレーザーカッターMUSEでMDFの切断テストを行いました。MUSEは40Wもしくは45Wの発振管を選択出来ます。今回は45Wでテストを行いました。

MUSEは、プロ向けの金属製レーザー発振器を搭載したVLSシリーズと異なり、焦点距離の調整はレンズユニットをスライドさせることで行います。

筐体の厚みがそれほどないため、加工できる(収容できる)材料の厚みは32mmまでとなります。これに、オプションのライザー(嵩上げ用のBOX)を装備すると32mm+150mm=182mmまで広げることが出来ます。レンズユニットのスライド量は20-25mm程度と、それほど多くないため、材料に下駄を履かせて、ある程度高さを合わせた上で、最終的にレンズユニットをスライドさせて焦点を合わせます。このあたりは、ワークステージがモーターで昇降するVLSシリーズと比べると残念なところです。

また、スペック上は切断できる材料の厚みは1/4″=6.35mmまでとなっています。とはいうものの、とりあえず今回はサイズオーバーの9mmと5.5mのMDFの切断テストを行いました。

MUSEにはミニコンプレッサーが標準で付属していますが、コーン型のノズルでエアーを吹き出すため、エアーの吐出圧力がさほど高くなく、材料からの発火が激しいと消炎しきれません。今回、12mmのMDFにも挑戦しましたが、切断はできるものの、発火を抑えきれず加工NGという判断になりました。

9mm MDFの切断

5.5mm MDFの切断

もともと、厚い材料を切断する目的ではないため、薄物の切断ということであれば問題なく加工できます。


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