2020年10月13日

配布用 ファイバーレーザーマーキングサンプルの作成

当社取り扱うファイバーレーザーマーカーへお問い合わせいただいたお客様に配布するためのマーキングサンプルを作成してみました。

材料はt=0.16mmのカラーアルミ板です。今回は黒のカラーアルミを使用しました。

内容は、小さな文字(肉眼で見える程度)と写真、イラストを組み合わせたものです。

大きさの比較対象として、クリップを置いています。

こちらは高さ1.0mmの文字です。小さなピリオドもしっかりと刻印されています。左上はデータマトリクスのコード、右上はQRコードです。

こちらは、写真画像。写真の加工は、なかなか手ごわかったです。塗膜を完全に除去してしまうと、その先の色の階調が出なくなってしまうため、塗膜を完全に除去しないように出力と周波数を調整しました。

比較対象のクリップを見てわかるように、細かい部分もしっかりと表現されています

波長がCO2レーザーの1/10しかないファイバーレーザーの成せる業です。(レーザーのビームスポット径は波長が短くなるほど小さく集光することが出来ます。)

もっとも、そのファイバーレーザーの1/3の波長を持つUVレーザーは、これをも凌駕する微細加工が出来ます。

ただし、色合いについては、写真そのもの調整も含めて、もう少し改善の余地がありそうです。

こちらはアステカ模様のイラストです。かなり細かいです。レーザーの調整は、塗膜を剥がしつつも、極力、アルミ板そのものにはレーザーの影響を与えない・・・ような設定で加工しました。

加工中の動画です。

レーザーマーカーをご検討の方で、このマーキングサンプルをご入用の方は問い合わせフォームからご依頼ください。

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