高機能

《 高機能制御ソフトによるZ軸コントロール(焦点合わせ)を含めた包括制御 》
レーザーは、レンズを使ってレーザー光を集光させることにより密度を高め加工を行います。 したがって、加工を行う際は、レンズと加工対象物との焦点距離を合わせる必要があります。 

当社のレーザーは、レーザーの出力やプロッタースピードの設定に加え、加工対象物の厚みをプリンタドライバーに設定することにより、制御用の専用ソフトウェアが加工開始時に自動でテーブルが昇降し、焦点距離を合わせます。 

また、高さの異なる部位の加工データの色を変えておけば、段差のある部位(焦点距離の異なる部位)への刻印が1度の加工で行うことが出来ます。 
 
非常用リミットスイッチを持たずに物理センサーだけでオートフォーカスを行う他社製品の場合、センサーの当たる位置に配慮を行わないとセンサーが材料を検知せずにテーブルが昇降し続け、最悪の場合はレンズヘッドを損壊させてしまうことがあります。
(例:材料に切り欠きや穴が開いている場合)
 
《 極低速モードを搭載 》
レーザーは、レーザーヘッド(レンズユニット)が加工エリア内を自在に動くことによって加工を行います。 このレンズヘッドの速度を可変することでレーザーの照射時間を調整し、切断や彫刻を行いますが、この速度制御において1%以下という極低速の駆動制御を行うことで長時間のレーザー照射が可能になり、比較的出力の低いレーザーでも厚物の切断が可能になります。 
【プリンタードライバーの設定画面】

※ドライバーは日本語表記に対応しています。
極低速の制御が出来ないレーザーでは、高出力のレーザーを搭載することでしか厚物を切断することが出来ません。 高出力レーザーを搭載していても、その出力を活かせる駆動系の制御がなされていなければ、レーザー本来の性能を引き出すことは出来ません。
 
《 JOBファイルの管理機能 》
JOBファイル管理ソフトを搭載しデータをパソコン内に格納しているため、過去に行ったJOBの読み込み・設定パラメータの参照ができます。

※JOBファイルとは、グラフィックソフトから印刷されレーザー用に変換処理された後の加工データです。
【JOBファイルの管理画面】


①過去データの読み込みと書き出しおよび削除
②参照可能な内容は、加工に要した時間、加工設定パラメーター、加工した日時、使用したオプションとなります。 (ロータリーアタッチメント仕様の有無など)
他社製品はインクジェットプリンタなどと同じく、本体バッファメモリにデータを流し込み、加工を行った時点でそのデータが抹消されるので過去の加工JOBファイルを参照することが出来ません。
 
《 高精度デジタルステップモーターを搭載 》
プロッターの駆動モーターは、高価で複雑な機構の光学式エンコーダーを必要としない高品質なデジタルステップモーターを使用。これにより3ポイントの文字の刻印が可能です。(文字高さ、実質0.5mm) 

※加工サンプル(小さい文字は3pt、大きな文字は 6pt 加工対象アルマイト処理されたアルミ板)
 
《 比例パルス制御(プロポーショナル・パルスコントロール) 》
切断加工時、プロッターアームはX軸、Y軸の2軸の動作によって動くため、X-Y軸が同時に動く曲線部位の加工は速度が落ちますが、スピードが落ちているのにレーザーの照射出力が一定だと、ゆっくり動いている部分に対してレーザーが過剰に照射されてしまいます。

当社のレーザーは、プロッター速度に同期してレーザー出力を自動で可変する比例パルス制御がなされています。 この制御により、部位によって加工品質が変化するのを防いでいます。