オーバーホールのご案内




駆動系部品の磨耗や緩み、光学系の汚れ等はレーザー加工の品質に影響を与えます。日々の清掃はもちろんのこと、レーザー加工機を永くお使いいただくために定期的なオーバーホールをお勧めします。

駆動系部品の消耗度合いは、日頃のお掃除の頻度や加工されている内容によって異なりますが、毎日、休みなくお使いいただいてるのではれば、2年に1度はオーバーホールをお勧めします。

とくに、紙の加工や木材の加工をされている場合、粘着性のある脂(ヤニ)が発生し駆動系部品に付着します。この脂が接着剤の働きをして粉塵の堆積を助長します。この粉塵が堆積した状態になるとベアリングやベルトの磨耗を加速します。


過去の事例ですが、本体のフレーム内に落ちた切断破片が、加工テーブルを昇降するシャフトのベルトプーリーとベルトの間に挟まり、そのまま気づかずに昇降を繰り返したためテーブルの水平が狂ってしまい、最後にはテーブルが昇降しなくなるといった事例もありました。

下図は排気口です。木の脂と粉塵は堆積しています。 もし、ここに火花(ヒューム)が入ると引火の危険性が決してないとはいえません。
 

オーバーホールの作業内容

X軸ベアリング交換

駆動系消耗品の中でも、比較的、磨耗度合いが早いのが フォーカスキャリッジとX軸レールの連結部にあるX軸ベ アリングです。このベアリングが磨耗を起こすと、加工 品質に影響を及ぼします。

ドライブベルトの交換

駆動系消耗品で、加工品質に最も影響を与えるのがドラ イブベルトです。ドライブベルトの山が磨耗す ると彫 刻・マーキング時に加工のブレが生じます。

レーザー光軸調整

レーザーの光軸調整を行います。 もちろんレッドポイン タによる調整だけではなく、実際のレーザー光を使って調整を行います。

加工テーブルの高さ調整 (昇降シャフトの調整)

レーザーの加工テーブルは4軸のシャフトで支持されてい ます。 このシャフトと加工テーブルの取り付け位置を調 整し、テーブルがプロッターアームに対して平行になるよう調整を行います。また、シャフトのグリスアップを
行います。

内部清掃・外部清掃

レーザー本体内部および外装の清掃を行います。この際、排気プレナム(排気口)も併せて清掃を行います。

オーバーホールの価格



当社のスタンスとしましては、レーザーをご導入いただいた後に、装置維持のための費用的な負担をおかけしないよう、ほとんどのトラブルを電話サポートのみで解決するよう努めております。

そうは言っても、やはりレーザーも機械モノですので、経年劣化や消耗に依る部品交換は必要です。

いずれのプランも訪問に関わる交通費は含まれていませんが、装置のコンディションを良好に保つためにも、ぜひともオーバーホールをお勧めします。