レーザーの設置環境

レーザー加工機をご利用いただくための設置環境について、ご覧いただけます。

《 搬入スペース 》

建物の外から、実際にレーザー加工機を設置する場所までの搬入経路を確保する必要があります。

VLSシリーズは、通常、台車に乗せて運搬しますが、台車が入れないような場所(例:一般住居など)の場合、大人2人がかりで運びますので、とくに狭い階段等がある場合は、事前に搬入経路を確認する必要があります。

また、ビルやマンション等でエレベーターを使用する際は、エレベーターのサイズの確認が必要になります。
 
《 作業環境 》

埃っぽい環境や空気が汚れている環境は、極力避けるようにしてください。

特に埃などが電子部品に堆積すると静電気が発生しやすくなり機器に影響を与えることケースがあります。
《 室温・湿度 》

室温: 使用温度: 22-25℃(推奨温度: 22-25℃) 湿度: 55%以下 (結露無き事)がメーカーの推奨環境になります。

特に、こういったCO2レーザー加工機の場合は、レーザー発振の媒質に気体を使用しているため温度環境が安定していないと十分な性能を発揮できない場合があります。
室温管理用にエアコンを設置するなどして、必ず空調管理を行ってください。

湿度: とくにエアアシストを使用する場合、コンプレッサーで空気を圧縮するため、湿度が高いとエアの吹き出し口から水が出ます。
コンプレッサーにドライヤーオプションをつけることにより、ある程度回避することは出来ますが、ドライヤーをつけない場合は、集光レンズに水が溜ってレーザー加工に悪影響を及ぼします。 かならず湿度管理された環境を確保してください。

※レーザー加工機は直射日光に当たらないようにしてください。 レーザー加工を行う時、レーザー発振器をファンで空冷していますので、その冷却効果を妨げないようにしてください。
 
《 パソコン・ソフトウェア 》

VLSシリーズはパソコンとの双方向通信でデータのやりとりを行うため、極力、下記のメーカー推奨スペックを満たすパソコンをご用意ください。

スペックが低い場合、レーザー加工中に動作がフリーズする等の現象が起きることがあります。
OS Windows® XP SP2以上 / Vista / 7 / 8 (32bit, 64bit)
プロセッサー 2.0GHz 以上 (デュアルコア以上をお勧めします)
メモリ 2GB(4GB以上をお勧めします)
ストレージ 40GB以上 (15GB以上の空き)
USB USB2.0
ディスプレイ VGA(1024×768)以上
ドライブ DVDドライブ
インターネット環境 あれば尚可(メールでのお問い合わせや、リモートアクセスによるカスタマーサポートのため)
ソフトウェア CorelDraw® X7 , Adobe Illustrator CS3以上 など
《 外部排気 》

レーザー加工機を使用する場合、レーザー加工で発生する噴煙・粉塵・臭気を排気する必要があります。 そのために排気装置を付けなければなりません。

排気装置の選択肢は、集塵脱臭装置、簡易排気ブロワーの2つですが、集塵脱臭装置については、いくつかの種類があります。

レーザーを設置する周辺環境(近隣への配慮のため)を考慮して適切な装置を選ぶ必要があります。中には屋内排気が可能な機種もありますが、基本的には外部へ排気することが望ましいです。

極力、窓の側など、外部への開口部の近くに設置することをお勧めします。
 
《 電源 》

レーザー加工機を使うための電源環境については、下表を参照願います。

※下記のものが全て必要なわけではありません。使うものを組み合わせて使用容量を合計したものが必要電力になります。

VLSシリーズの25ワット機と、集塵装置・コンプレッサ・ノートパソコン等を使用しても1500ワット未満になりますので、一般家庭の電源でまかなえるということがわかります。
機器 必要電気容量
レーザー本体 600~1200ワット
エアーコンプレッサー 200~250ワット程度
排気装置 400ワット程度
デスクトップパソコン 100~400ワット程度
液晶ディスプレイ 50ワット程度
ノートパソコン 80~100ワット程度
《 設置台(デスクトップモデルの場合) 》

VLSシリーズの重量は45Kg程度(VLS2.30)ですが、設置時には丈夫な台に乗せる必要があります。

レーザー加工機は、高速モーターを使ってX-Yプロッターを動かしますので、その動きが大きな慣性運動となって伝わりますので、その慣性に耐えられるような頑強な台をご用意ください。サイズ的に大丈夫だからといって、市販のパソコンデスク等には乗せることはできません。

※集塵脱臭装置レーザーベースは、レーザー本体を乗せることができるので設置台は不要です。
※DR-ISシリーズには、レーザー本体を乗せることができる専用架台があります。 (費用別途)
《 消火器 》

レーザー加工は、大きな熱エネルギーを持ったレーザーを使って材料を燃焼・融解させる加工です。
万が一のために、必ず、レーザー加工機の近くに消火器をご用意ください。