ランニングコスト
レーザー加工機も、他の機器と同様、運用していく上でランニングコストというものが発生します。
こちらでは、そういったレーザー加工機のランニングコストについてご覧いただけます。
ランニングコスト |
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自動車や他の工作機械と同様に、レーザー加工機を導入し維持をしていくためには、費用(ランニングコスト)がかかります。
レーザー加工機のしくみは、電気を使ってレーザー発振器内で放電し、媒質(※1)を励起(※2)させ、高いエネルギーを持ったレーザー光を生成し、材料に照射して加工(切断・彫刻・マーキング)を行います。
※1:VLSシリーズの場合、CO2レーザーですので、CO2(炭酸ガス)が媒質になります。
ただし、厳密に言うとレーザー発振器の中には、N2(窒素)=主成分と、励起されるCO2(炭酸ガス)がなど含まれた混合気体が封入されています。
※2:励起・・・媒質の原子中の電子が外部からエネルギーを与えられ、エネルギーが低い状態から高い状態へ変化すること。
レーザー加工は熱エネルギーによる加工ですので、厳密に言うとレーザーを照射された材料は、高熱によって溶解・燃焼が起こります。例えば、レーザー彫刻の場合、あえて"彫刻"という表現を使っていますが、実際にはレーザーを照射された物質が燃焼・蒸散しています。
レーザー発振器で生成された高いエネルギーを持ったレーザー光は、駆動系のX-Yプロッターシステムによって加工エリアの中のに材料に照射されます。(鏡を利用した光伝送)
また、材料は、加えられた熱エネルギーによって、その材質ごとにさまざまな副産物を生成します。例えば、プラスチックの場合は、臭気や気化した成分、木材や皮革などは臭気を伴う噴煙、ゴムの場合は臭気を伴う粉塵など、生成される副産物は、材料によってさまざまです。
このように
1.レーザー発振器内に封じ込められた『媒質(炭酸ガス、窒素、ヘリウムなどの混合ガス)』の補給(ガスチャージ) 2.その媒質を励起するための『電気』 3.レーザー光を材料に照射するためX-Yプロッターシステムを構成するモーター、駆動ベルト、ベアリングなどの『駆動系部品』。 4.レーザー加工時に材料から発生した噴煙・粉塵・臭気などを除去する集塵装置の『フィルター』等。 などが主なランニングコストになります。
(25~30ワットクラスの場合) ●レーザー加工機の維持費(ガスチャージ・駆動系消耗品などを含む) 一ヶ月あたり 約8,000円程度 ※ガスチャージについては、下段をご覧ください。
●集塵・脱臭装置を付けた場合、フィルタ等の消耗品 一ヶ月あたり 約8,000円程度
●電気代 必要電気容量がトータルで10-15A程度となりますので、家庭用のヘアドライヤー、あるいは電気ストーブ程度になりますので使用時間にもよりますが、 1ヶ月あたり 7,000-9,000円程度 になります。 |
レーザー発振器のガスチャージ費用 |
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●30ワットクラスのレーザー発振器のガスチャージ費用は、約15~16万円なので1時間あたり約19円~20円となります。 (媒質の寿命は約8,000-10,000時間程度になります。)
例1) 1日に実働で6時間使用の場合 8000h÷6h=1333日 年間に240日間稼動させるとすると、 1333日÷240日=約5年半 となります。
例2) 2交代などで、1日に実働15時間使用の場合 8,000h÷15h=533日 年間240日稼動させると 533日÷240日=約2年と2ヶ月 のようになります。
※経年劣化について
レーザー発振器内に封じ込めてあるのは、気体ですから、気体を封入するために使用されているパッキンなどの経年劣化により、まったく使用していなくても 徐々に減っていきます。
この経年劣化による自然消耗は、発振器の個体差がありますが、おおよそ5%~10%程度です。
それに伴いレーザー出力自体も、乾電池のように非常にゆっくりとパワーが下がっていきます。
ただしVLSシリーズの発振器の出力保証期間は、1年間となっていますので保証期間内の出力低下につきましては、無償でガスチャージをさせていただきます。(作業工賃・送料別途)
レーザー発振器についてはカートリッジ方式を採用しているため、ユーザー様自身で簡単に交換ができます。(交換に要する時間はおよそ5分) |
