レーザーで作った押し型による革製品への刻印(エンボス加工)

巷によく見られる革製品の表面の模様は型押しと呼ばれるエンボス加工(凹凸模様)によるものです。
既成の革製品に手作業で一文字ずつアルファベットの刻印を施して名入れサービスも行われています。

ただし、革製品に模様を入れる場合は、型押しのための押し型が必要になります。
大量生産の場合は耐久性のある金型を起こしてしまえばコストも抑えられるのでメリットもあるのですが、
いわゆる少ロットになると、いちいち金型で押し型を作るわけにはいきません。

ということで、今回はレーザーを使って樹脂製の押し型を作ってみました。
もちろん、金型に比べると耐久性は落ちますがコストや製作時間を考えると小ロットの型押しならば使えそうです。

レーザーの場合は、直接、革の表面を焼き印のように加工することが出来るのですが、やはり型押しとは別物です。
これは、以前、レーザーで表面を加工したものです。ご覧の通り、表面が焼けているのが特徴です。


ということで、早速、押し型を作ってみました。外形サイズは80mmの丸です。


これを、概ね2mm厚のサドルレザーにプレスします。


プレスの時間&圧力&押し型の深さによってエンボスの度合いは異なりますが、わりといい感じに仕上がりました。


車輪のスポークなど、細かい部分も、しっかりと押せているようです。


中央部分は、文字が浮き上がっています。これは、手作業の刻印では出来ない技かもしれません。


手元にあった薄い革にもプレスしてみました。






ワッペン風になりました。周りはハサミで切りました。レーザーで切ればよかった・・・


ということで、レーザーを使えば、こういった応用加工も可能です。 革製品をお作りの会社様、ぜひレーザーのご検討を。

詳細はレーザーワークスまで