レーザーのテクスチャモード

VLSレーザーのプリンタドライバには、スキャン加工(水平走査モード=ラスターモード)時の拡張オプションで、テクスチャモードというものがあります。

通常、VLSレーザーのようなプロッタ型のレーザー加工機の場合、写真や画像を描画する場合はスキャン加工を行います。

ただし、インクジェットプリンタのように広範囲を一度にスキャンするのではなく、一本の細いレーザー光線でスキャンしていくため、加工材料によってはスキャン時の走査ラインが目立ってしまい、遠目には縞模様のように見えることがあります。

何の模様もないベタ塗りの背景などが、それに該当します。

テクスチャモードでは、そういった走査ラインによる縞模様の低減が可能です。

テクスチャモードは、その名の通り、ランダムなテクスチャ模様を描いていくため、描画時の質感が異なってきます。


まず、こちらがノーマルモードでの加工



こちらがテクスチャモードを使用


拡大して見ると、その違いがよくわかります。

こちらがノーマルモード


こちらがテクスチャモード


テクスチャモードを使用すると、質感が大きく異なってきます。
平面的な印象のノーマルモードに対し、ざらつき感が質感を向上させてくれます。


さらに拡大すると、違いは明らかです。

ノーマルモード


テクスチャモード


テクスチャモードを使うと、とくにアクリルやガラス彫刻時に、より高い質感の加工を行うことが出来ます。

ただし、テクスチャモードはプロッタスピードを制御するので、あらかじめテクスチャモードに合わせたパラメーター設定が必要になります。

詳細はレーザーワークスまで。