マーキングフィルムをレーザーでハーフカット(キスカット)

今回は、装飾用ディスプレイやサンドブラストのマスキングなど、多用途に使えるマーキングフィルムの記事です。

マーキングフィルムといえば、もっとも身近なのがカッティングシートですが、カッティングシートは塩ビフィルムなのでレーザーを当てると塩素ガスが発生します。 

巷ではレーザーでカッティングシートを加工しているところもあるようですが、塩素ガスは腐食性があり人体にも有毒ですので、当社ではユーザー様によるカッティングシートへのご利用を控えていただいてます。 

そこで、カッティングシートの代替品をいろいろと物色していたところ、オ○○○ン系の環境対応品を見つけました。


色数もかなり豊富です。


早速、レーザーでテストカットを行ってみます。マーキングフィルムは台紙にフィルムが貼ってありますので、フィルム層だけをカット=ハーフカット(キスカット)します。

材料が薄いので、カッティングテーブルで吸着(バキューム)させて加工します。また、バキューム効率を上げるために不要な部分は紙で覆います。


今回、三脚を使わなかったので、映像が見づらいかもしれませんが、どうかご了承ください。
(自分で見ても、酔いそうになりました)



ということで完成です。 色によってレーザー光の吸収効率が異なるため、今回は黒(熱を吸収しやすい)、白(熱を吸収しにくい)、赤(カラー)の3種類を試しました。

まずは赤。






次は黒です。






そして、白です。






キスカットではなく、ダイカットも問題なさそうです。


各色とも、とくに問題はなさそうです。フィルムを剥離する時も、手間取ることなくスムーズに剥がすことができました。

ちなみに、この商品ですが、後日、当社の商材販売サイトで取り扱います。

※レーザーカット中、直線と曲線箇所で、それぞれ光り方が異なっているのにお気づきでしょうか?  これは、曲線部は直線部に比べプロッターの速度が遅くなるために、その分、出力を間引き(制御)しているためです。これにより、直線部・曲線部において切断品質の差が生じないようなっています。 この高度な制御は、当社レーザーのウリです。

詳細はレーザーワークスまで