クリスタルガラス製の印材(印鑑)にレーザー彫刻

クリスタルガラスで出来た印材へ、レーザーで印影の彫刻が出来ないかというお問い合わせをいただいたので、早速、加工テストを行ってみました。

これがクリスタルガラスで出来た印材です。直径は18mmです。


まず、レーザー光に対して垂直に置かなければならないので、まずは治具を作ってみました。本来は、チャックで固定できるような金属製の治具が望ましいのですが、とりあえずはアクリルで作ってみました。


これに、印材をセットします。


レーザーにセットします。


ここで、いきなり、レーザーで彫るのではなく、印材と印影にズレがないように、セロハンテープを使って位置確認を行います。この位置合わせは、0.1mm単位で、結果として3回の補正を行いました。


位置が合ったのを確認し、レーザーを当てます。


これが、レーザーを当てた直後です。この印材の場合、一度のレーザー照射で0.1mm彫ることが出来ました。
本当は0.2mmの深さでよかったらしいのですが、初めてのトライだったので、欲張って5回レーザーを当て、少し彫りすぎてしまいました。また、複数回、レーザーを当てたことで、印影が少し細ってしまいましたが、レーザーの照射回数を調整すれば印影の細りは改善できそうです。




この後、印面に付着したガラスの粉を、削り落とします。 少しわかりづらいですが、印面が白から透明っぽくなっているのがわかります。 ただ、このガラス粉は、あらかじめマスキングを施しておけば付着は防ぐことが出来たかもしれません。


実際は、もう少し条件を詰める必要があります。彫刻面(印影ではない部分)は、テクスチャライズをかければ、もっと綺麗に彫れる気がします。

詳細はレーザーワークスまで。