バカラグラス(Baccarat)にレーザー彫刻(クリスタルガラス)

今回は、バカラのクリスタルガラスへのレーザー彫刻です。

ガラス、と一言に言っても、含有されている成分によって呼称が変わります。クリスタルガラスと呼ばれるためには、酸化鉛の含有量が24%を超えなければなりませんが、バカラのクリスタルガラスの酸化鉛の含有量は30%ということです。

この酸化鉛が含まれることによって透明度が増し、宝石のような輝きを放つのだそうです。



レーザーを当てる前から結果は分かっていたのですが、クリスタルガラスとレーザー彫刻は相性が良いです。

ソーダガラスは硬く熱膨張率が高いため、レーザーをまともに当てるとクラックが入ったり、ガラスがめくれてきて商品価値が下がりますが、クリスタルガラスは柔らかいため、きわめて良好な結果を出すことが出来ます。

ですので、100円ショップで売っているソーダガラス製の製品とは違い、彫刻の出来栄えも大きく異なります。

前置きはこのぐらいにして、早速、レーザーを当ててみます。 

細い文字で綺麗に彫刻したかったので、今回は高密度レンズを使いました。

もちろんノーマルレンズでの加工もOKです。しかしお勧めは、やはり高密度レンズでの加工です。





これが、レーザー彫刻後。クリスタルガラスということで、通常の出力設定よりも弱めにレーザーを当てたつもりだったのですが、それでもまだ強かったようです。

もう少しレーザーの出力を落としたほうが綺麗に仕上がります。 

ちなみに、レーザーを強く当てて深く彫りこむことは可能ですが、バカラグラスには似合いません。

深すぎると下品な印象になりますので、レーザーを弱く当てて、浅く仕上げるほうが高級感が増します。 

やはりバカラのマーク並みに、浅く上品に仕上げるほうが良いと思います。


この画像は、2個目に加工したもので、上の画像の時よりも、レーザーの出力を若干弱めています。なので、より綺麗になっています。



こちらは、グラスの正面から見たものです。





今回は、2個のバカラグラスに彫刻を行いましたので、ひとつは当社ショールームに飾りますが、もうひとつは自宅に持ち帰って自分専用で使用します。

いつも飲んでいるウイスキーですが、今夜は格別な味わいになる・・・予定です。

詳細はレーザーワークスまで。