2012年2月
マーキングフィルムをレーザーでハーフカット(キスカット)
2012年2月22日(水)18:04
今回は、装飾用ディスプレイやサンドブラストのマスキングなど、多用途に使えるマーキングフィルムの記事です。

マーキングフィルムといえば、もっとも身近なのがカッティングシートですが、カッティングシートは塩ビフィルムなのでレーザーを当てると塩素ガスが発生します。 

巷ではレーザーでカッティングシートを加工しているところもあるようですが、塩素ガスは腐食性があり人体にも有毒ですので、当社ではユーザー様によるカッティングシートへのご利用を控えていただいてます。 

そこで、カッティングシートの代替品をいろいろと物色していたところ、オ○○○ン系の環境対応品を見つけました。


色数もかなり豊富です。


早速、レーザーでテストカットを行ってみます。マーキングフィルムは台紙にフィルムが貼ってありますので、フィルム層だけをカット=ハーフカット(キスカット)します。

材料が薄いので、カッティングテーブルで吸着(バキューム)させて加工します。また、バキューム効率を上げるために不要な部分は紙で覆います。


今回、三脚を使わなかったので、映像が見づらいかもしれませんが、どうかご了承ください。
(自分で見ても、酔いそうになりました)



ということで完成です。 色によってレーザー光の吸収効率が異なるため、今回は黒(熱を吸収しやすい)、白(熱を吸収しにくい)、赤(カラー)の3種類を試しました。

まずは赤。






次は黒です。






そして、白です。






キスカットではなく、ダイカットも問題なさそうです。


各色とも、とくに問題はなさそうです。フィルムを剥離する時も、手間取ることなくスムーズに剥がすことができました。

ちなみに、この商品ですが、後日、当社の商材販売サイトで取り扱います。

※レーザーカット中、直線と曲線箇所で、それぞれ光り方が異なっているのにお気づきでしょうか?  これは、曲線部は直線部に比べプロッターの速度が遅くなるために、その分、出力を間引き(制御)しているためです。これにより、直線部・曲線部において切断品質の差が生じないようなっています。 この高度な制御は、当社レーザーのウリです。

詳細はレーザーワークスまで



魚拓ライクなレーザー彫刻
2012年2月 2日(木)16:36
東京営業所の新谷です。

いわゆる魚拓というものについて、最近では動物愛護の点から写真に置き換わり始めているということですが、今回は、その写真を使い、レーザーで木板に彫刻を施してみました。

デジカメで撮影したデータを、Photoshop上でガンマ補正を行い、その後グレースケールに変換します。 そのデータをCorelDrawに貼り付けます。 魚影はグレースケールですが、文字は青色にしています。 これは、魚影と文字のレーザー設定を変えるためです。 赤枠は治具用のカットラインです。


こちらは、出力ソフトに転送された状態。


コピー紙をレーザーで切って、材料位置決め用の治具として使います。


では、早速、レーザー彫刻を。


加工直後です。


こんな感じで仕上がりました。



今回は、加工に用いた木片のサイズに合わせてデータを縮小してしまったのですが、本来、魚拓は実物大でつくらなければ意味がありません。

VLS3.50レーザーなら加工サイズが609mm x 305mm なので、チヌぐらいであればなんとか実物大で加工できそうです。

詳細はレーザーワークスまで。