2010年8月
電動工具にレーザー刻印
2010年8月19日(木)16:32
市販の電動工具(電動ドライバー)に社名をレーザー刻印してみました。

この電動ドライバーは、いつものようにレーザー加工サンプル用に買ったものではなく、レーザーの納品・設置時に使用している私物です。出張先で紛失しないよう、社名と連絡先電話番号を入れてみました。

これが、いつも使っている電動ドライバー。 パナソニックのクラッチ付きドライバーです。トルクが高く、重宝しています。このドライバーのグリップ部分にレーザー刻印を行います。詳しい材質はわからなかったのですが、見たところプラスチックゴムのような感じです。 


まずは、このドライバーを固定(配置)するための治具を作ります。1枚のアクリルからベース部分と保持パーツを切り出します。



グリップをストレートにし、治具にセットします。




あいにく、今回は動画はありません。



ということで、レーザー刻印はこのような感じになりました。


グリップそのものはゴムのような感触なのですが、レーザー照射部はプラスチックが溶けたような感じで仕上がりました。





以前、企業の研究開発部門に勤めていたのですが、そこには、たくさんの工具・ツールが常備されていました。

こういった工具ツール系の備品は、必ずといっていいほど管理番号で管理されているものですが、そのほとんどはシールを貼って、その上にマジックで番号を書いているだけというものが多く、使っているうちに、その管理番号のシールが剥がれてしまうことが多々ありました。 

が、レーザー刻印なら、そういった心配はありません。 物理的に表面を削らない限り、刻印が消える事はありませんので。


詳細はレーザーワークスまで


ケミカルウッド(合成木材)にレーザー彫刻
2010年8月 6日(金)18:24
レーザー加工機の導入を検討中のお客様から、ケミカルウッドと呼ばれる合成木材へのレーザー彫刻テストを依頼され、早速、テスト加工を行ってみました。

ケミカルウッドには、いくつもの種類があるようですが、その中で、三洋化成工業が製造している『サンモジュール』という製品へレーザーを当ててみました。

加工性・接着性に優れ、モックアップや木型の製作によく使われているとのことです。主成分はポリウレタン樹脂とのことで、レーザーとの相性も、さほど悪くありません。


これがケミカルウッドの端材。



とりあえずはレーザーとの相性テストなので、当社のロゴを軽く彫ってみます。


出来上がりは、このような感じです。


あまり強く当てると、粉塵がレーザー照射部周辺に付着して、見栄えが悪くなるようです。 レーザー照射中も、噴煙が出やすいようです。



噴煙を考慮して、弱めにレーザーを当てると、そこそこシャープな仕上がりになりました。(いちばん下の、文字の浮かし彫り部分)



今回は、時間がなかったため出来なかったのですが、近いうちにレーザーカット(切断)テストをやってみようと思います。


詳細は、レーザーワークスまで。


ユーザー紹介 東京大学工学部建築学科
2010年8月 6日(金)14:35

今回のユーザー様は、東京大学 工学部 建築学科 様です。

レーザー加工機は、後々は、さまざまな製作に関わるツールとしてご利用いただく予定ですが、まずは、この8月に、コロンビア大学建築学部と東京大学建築学科との共同で催される、コンピューテーショナルデザインとデジタルファブリケーションのワークショップでご活用いただくとのことです。

今回、設置させていただいたのは、デスクトップ型ではなく、少し大きめの50ワットレーザー搭載、自立脚付きプラットフォーム型で、ワークエリアも610mm x 457mmと、少し大きめのものです。



東大工学部建築学科(隈研吾研究室)のメンバーの面々。 無理を言って写真を撮らせていただきました。

どうもありがとうございました。

ワークショップ概要
期間: 2010年8月9日~25日
会場: 東京大学工学部建築学科(本郷キャンパス工学部1号館)
主催: コロンビア大学建築学部、東京大学工学部建築学科(隈研吾研究室)
参加: コロンビア大学より10名、東京大学より15名程度(大学院生)
活動内容: チームに分かれてのデジタルデザイン及びファブリケーションの実施
チーム毎に独自の茶室を設計し、デジタル加工技術の特性を生かした構造を製作