2008年11月
レーザーでチョコレートへ描画(ビジネスパートナー募集)
2008年11月25日(火)11:21
今回は、(有)ショコラール様のチョコレート加工について、です。

ショコラール様は、業務用チョコレート(油脂製品)の製造大手に努めておられた経験とノウハウを基に、レーザーによるチョコレートへの描画というアイディアで製造特許を取得されました。
(日本は特許取得済み、他に、米国、中国、韓国、ヨーロッパに特許申請中)

巷には、食用インクを使ってチョコレート表面にカラー印刷を施した商品も出回っておりますが、ショコラール様のチョコレートは、食用インクやシュガーシートなどは一切使いませんので、チョコレート本来の美味しさをお楽しみいただけます。


そこで、(有)ショコラールと当社レーザーワークスでは、"レーザーで描画するオリジナル高級チョコレート"の製造・販売におけるビジネスパートナーを募集いたします。

ショコラール紹介ページはhttp://www.laserworks.jp/chocolart.html


ショコラールとは

「Chocolart」は、レーザーによってチョコレート表面にイラストや文字、写真など、さまざまなデザインが描画された本格的な風味と食感を持つオリジナルチョコレートです。チョコレートの原料には芳醇な風味の最高級品(ベルギー カレボー社製)を使い、イラストを描画するに際し、インキやシュガーシートなどは勿論のこと、カカオ脂のような油脂分等、原料のチョコレート以外には添加物を使用していません。食用インク等の添加物を一切使用していないため、チョコレート本来のまろやかな風味や味がまったく損なわれることがありません。

レーザーで描画する「Chocolart」の製法は特許登録されています。
(特許第3931262号)
また、これら製品の総称である「Chocolart」は商標登録されています。
(登録第962668)

ショコラールの需要

「Chocolart」という製品が誕生してから既に3年という月日が経過していますが、製造元が有限会社ショコラール1社のみで、なお且つ、認知度が浅いため、マーケティングや販促活動を行うことによって、今後さらなる需要が見込めます。

これまでの納入実績
●個人向けパーソナルギフト(バレンタインや誕生日の贈り物)
●ウェディングの引き出物やパーティーのお土産など
●法人向けノベルティ(大量ロット)
●ケーキショップやスィートフードショップ向け

製造ライセンスの供与


有限会社ショコラールは、レーザーを用いて「Chocolart」を製造・販売するというビジネスモデルについて、製造ライセンスを供与(有償)させていただくビジネスパートナーを募集しています。ライセンスの供与(ライセンスの使用契約)にあたり、「Chocolart」の製造に関する技術指導、原料の供給など多岐にわたってサポートさせていただきます。


小型レーザー加工機バーサレーザー

「Chocolart」を製造するためには、レーザー加工機が必要です。小型レーザー加工機バーサレーザーの導入、操作に関する技術指導、導入後のメンテナンス、製品に描画するデザインの作成やテクニックなど、レーザー加工機に関する内容については、バーサレーザーの販社である株式会社レーザーワークスがサポートさせていただきます。


「Chocolart」ビジネスへのお問い合わせ先

有限会社ショコラール  〒640-0112  和歌山県和歌山市西庄557番地 
TEL;073-455-3652 FAX;073-494-3114 http://www.chocolart.ecnet.jp

株式会社レーザーワークス 〒533-0033  大阪市東淀川区東中島2-8-8-704
TEL;06-6990-1133 FAX;06-6990-1166 http://www.laserworks.jp




レーザーでレリーフ彫刻 (Part2)
2008年11月 7日(金) 0:21

今回は、レーザーによるレリーフ彫刻です。
前回のレリーフ加工は、文字だったのですが今回はイラストレーションの加工です。

昨今のレーザー加工機は非常に使い勝手が良く、プリンタドライバーでレーザーの出力と照射時間さえ決めてあげれば、後は勝手にレーザー彫刻をしてくれます。

ただ、やっかいなのはレーザーのほうではなく、彫刻用のグラフィックを作ることです。
レリーフ状に加工する場合、レリーフの浮かせたい部分を白、レリーフの最も深く彫る部分を黒にして、その範囲内でグラデーションによるデータを作る必要があります。

こういったグラデーションのデータを作成する場合は3Dソフトを使うと良いのですが、残念ながら、まだそこまでのスキルは身に付けておりません。

バーサレーザーの製造元であるユニバーサルレーザーシステムズのアプリケーションエンジニアに確認したところ、やはり3Dソフトで作成しているようです。

もっとも、スキルさえ身につければSHADEのようなリーズナブルなソフトでデータを作ることは充分に可能だと思います。

今回は、ユニバーサルレーザーシステムズのデータを使って、レリーフ彫刻を行いました。


材料は、100円均一で買ってきた安価な木製プレートです。


ご覧のように、木の節が目立つ種類の木材は、あまり向いていません。
が、しかしレリーフ感は、それなりに表現できているかもしれません。

時間はかかりますが、節が目立ちにくいサクラ材などが良いと思います。

詳細はレーザーワークスまで


レーザー加工における排気装置の役割
2008年11月 5日(水)15:58

最近、お客様から当社が取り扱う集塵脱臭装置の集塵・脱臭の性能についてのご質問を受けましたので、レーザー加工時における排気装置の役割について記述いたします。

バーサレーザーのような箱型のレーザー加工機の場合、排気装置が非常に重要なファクターとなります。

どのような素材の場合でも、レーザーを照射すると溶融、蒸発、昇華など、加熱による物理的現象が生じ、それに伴って噴煙・粉じん・臭気などの副産物が生成されます。

箱型のレーザー加工機の場合、これらの副産物が加工スペース内に滞留すると、レーザー光を阻害したり、二次的に発生した可燃性ガス(主に石油を原料とするプラスチック製品)に着火するなどの原因になりかねません。

これらの副産物を強制的に外部へ排気するのが排気装置になります。
排気装置には、これら副産物を、そのまま外部へ排気する簡易型の送風機と、副産物をろ過する集塵脱臭装置の2種類に分けられます。

当然の如く、これら副産物をろ過する集塵脱臭装置の方が、環境に良いのは言うまでもありません。
しかし、イニシャルコスト等の問題もあり、一律に集塵脱臭装置の設置を強制できるものではありませんが、少なくとも都心部や建物の密集地、飲食店の近辺、住宅街でレーザー加工を行う場合は、集塵脱臭装置は必需品と言えます。

当社がエフェクト製集塵脱臭装置 DR-IS2を推薦する理由について

エフェクト製集塵脱臭装置DR-IS2(以下、DR)は、下記のように3層のフィルタ構造を持っています。

1次フィルタ ペーパーフィルタ(市販ティッシュペーパー代用可)
2次フィルタ 中性能フィルタ
3次フィルタ FM600精密フィルタ
脱臭用活性炭 (特殊活性炭HG)

フィルタが多層構造になっているのは、言うまでもなく、粗い物質から順にろ過していく必要があるためです。
DRは、一次側から二次側へ、徐々にフィルタの目を細かくしていくことによって効率的なろ過を行います。
また、各フィルタもとより、段ボールパッケージに封入された活性炭カートリッジなど、交換が容易です。

一般に、高性能(且つ、高額)な海外製の集塵脱臭装置は、確かに高機能なフィルタリング構造を持っていますが、いちばんのボトルネックは高額なランニングコストです。

ランニングコストの大勢を占めるのが、副産物をろ過するために使用する高価なフィルターです。
当然の如く、ランニングコストの上昇は、レーザーで製作する製品の単価にはねかえります。
とくに輸入品の集塵装置はフィルタ等のランニングコストが高価になりがちです。

DRは、交換頻度の高い一次フィルタに市販のティッシュペーパーを使用することによって、コストの上昇を抑えました。

国産品で、窒素酸化物やホルムアルデヒドなどの吸着性能に秀でたゼオライトの粉末をろ過材として使用するタイプの集塵脱臭装置もありますが、副産物と結合したゼオライトが一般ごみではなく、産業廃棄物扱いとなり取扱いが面倒なため、当社ではお勧めしていません。

また、ゼオライトの粉末は取り扱いが非常にシビアです。片栗粉並みの微粒子のため肺に吸い込み易いので健康被害に気をつけなければなりません。

ろ過フィルタについて

言うまでもなく、集塵装置にとって副産物をろ過するためのフィルタは、いちばん重要なパーツです。
フィルタは、詰まる=ろ過されているということになりますので、使用すれば詰まって当然という言い方もできます。
集塵しているのにフィルタが詰らない=吸引力が落ちない、ということであれば、それは集塵をしているとは言えません。

これは、バーサレーザー純正クリーナーの二次フィルタです。当然のようにHEPAフィルタを使っています。


こちらは、DRの二次フィルタです。純正クリーナーと同様に中性能フィルタを使用しています。
(中性能とHEPAでは、ろ過する粒子の粗さが異なります。)


このような構造のフィルタをご覧になられた方もいると思いますが、これらは、大手家電メーカーが作っている家庭用の空気清浄機にでさえ、必ずと言っていいほど付いている重要なフィルターです。

巷には、フィルタによる圧力損失を重視(吸気圧の確保)するあまり、ロールフィルタやグラスウールフィルタだけで集塵脱臭機能を謳って販売されている物も出回っていますが、本来のろ過機能を確保しているかどうかは定かではありません。

ろ過の構造

下図は、大手家電メーカーが作る一般的な空気清浄器のフィルター構造です。粗い粒子から、徐々にろ過を行い、最終端の吸気ファンで空気を排出する構造になっています。




こちらは、DR-IS2のフィルター構造です。上記の空気清浄器のように、フィルター構造を踏襲し、粗い粒子から徐々にろ過を行い、最終端の吸気ファンで空気を排出する構造になっています。




ファンが最後端にあるいちばん大きな理由は排気漏れ(リーク)を防ぐためです。
尚、巷には、こういったフィルタ構造を踏襲していない製品も出回っていますので十二分に注意する必要があります。

例)
そもそも脱臭機構を備えていなかった集塵装置に、脱臭という体裁を整えるために吸気ファンの後端に活性炭を加えた場合などです。
こういった構造の場合は、筺体のの接合部や排気ダクトの接合部から排気漏れが無いかどうかを確認することが大事です。

吸気の確保

レーザー加工中に、加工スペース内の吸気圧が下がると、ガスが滞留しレーザー光そのものを阻害してしまいますので吸気の確保は確かに重要です。

フィルタが目詰まりをすれば吸気圧が下がるのは至極当然のことで、吸気圧が下がった場合はフィルタを交換しなければなりません。

バーサレーザーの純正のエアクリーナーには、吸気圧を検知するための風量センサ(流量センサ)が搭載されており、マテリアルドライバ―モード(非マニュアルモード)の時には、流量が下がった時点でレーザー加工を停止する安全機能が搭載されていますので、とても安全にご利用いただけます。
ですが、ランニングコスト(フィルター代)が高価なため、当社ではDRをお勧めしています。

DRは吸気圧を目視で確認できるように、プレッシャーゲージ(圧力計)が搭載されています。


吸気圧が充分に確保されているかどうかを、吸気口に手をかざして確認したり、加工スペース内の煙や粉じんの流れを目で見て確認することも大切ですが、やはり目に見えない吸気圧を数値で確認できるにこしたことはありません。

脱臭用活性炭について

活性炭は、簡単に言うと臭いの分子などを物理的に吸着する能力を持った多孔質の炭です。

ご存じ方もおられるかもしれませんが、活性炭は原材料や炭化・賦活の条件によって分子の吸着性質が異なります。 ゆえに、用途にあった性質の活性炭を使うことがとても重要になります。

一種類の活性炭で万能を謳うメーカーもあるようですが、いくら活性炭の量が多くても、本来は用途にあった活性炭を選ばなくては意味がありません。臭いの分子が活性炭に吸着されずに素通りしてしまうからです。
たとえば、アクリル製品を加工するのに木用の活性炭を使用しても脱臭効果が上がりません。

DRの場合は、

1.アクリル系
2.木・ゴム系
3.アンモニア系

という3種類の活性炭をご用意しています。
当社では、主にいちばん使用される材料に適した活性炭を積んで納品させていただいています。

安全機構

DRは、フィルターの目詰まりによって圧力損失が高くなり、ファンモーターに過負荷がかかった時に、モーターを停止させるための安全装置(サーマルプロテクタ)が取り付けられています。

言い換えれば、安全装置の無いファンモーターを筐体の中に入れて、フィルターと組み合わせているだけの集塵装置は、圧力損失が高まった時にモーターが過熱、焼けてしまうなど、トラブルの可能性があります。

本来、安全装置の無いファンモーターは、過負荷が想定される用途ではなく、送風等のために使用すべきものともいえます。

もっとも、筐体が隙間だらけで圧力損失が高くならなければモーターは過熱もしませんが、フィルタとしてのろ過機能を果たさないので集塵装置としての意味を成さないともいえます。

また、DRは、主電源の前に安全用ブレーカーを付けています。
過電流等による電気的なトラブルから回路を保護する安全設計になっています。

以上が、当社がエフェクト製集塵脱臭装置 DR-IS2を推薦する理由です。

詳細はレーザーワークスまで。