このご時勢、喫煙をされる方はとても少なくなってきましたが、レーザーワークスののWEBサイトを訪れる時に、わりと”ZIPPOライタへの彫刻”という検索キーワードを伝って来られる方が多いので、ベタではありますが、今回はZIPPOライタへのマーキングを行ってみました。
さて、ZIPPOライタへのマーキングですが、なぜ彫刻ではなくて”マーキング”なのかというと、低出力小型CO2レーザーでは金属に対して彫刻(刻む、彫る)ということが出来ないからです。特に銀や銅など貴金属系は反射係数が大きいですから。YAGレーザーなどを使って表面を変色させることは出来るとしても彫り込むところまでは難しいと思います。レーザー加工でZIPPO彫刻というフレーズで営業されているところをわりと多く見かけますが、厳密には”彫刻”ではないケースがほとんどだと思います。彫刻の場合は、やはりドリルなどによるルーター加工でなければ・・・出来ないと思います。
小型CO2レーザーでZIPPOへ加工を行う場合は、おおよそMMC(メタルマーキングペースト)や塗膜除去による方法が主だと思います。
特例として、当社の扱う小型レーザー加工機VERSALASERの場合は、オプションの高密度レンズをつけることによって、ヘアライン加工済みのステンレス製ZIPPOには、表面を高熱で酸化させる事によってマーキングを行うことが出来ます。
というわけで、今回は塗膜除去(あるいは皮膜コーティング除去)によるマーキングです。
材料は、ヨドバシカメラで買ってきた3000円程度のZIPPOです。今回は銅の様な光沢を放つオレンジ色(?)のカラージッポです。とても綺麗な色をしています。
まずはデータ作成。今回は、著作権フリーの素材を使っています。
で、印刷。例の如く、UCP(レーザーの制御ソフト≒プリンタドライバ)でのプレビュー画面です。
次に、材料の位置決め用にコピー用紙をZIPPOのサイズでカットして、
レーザー加工中です。
これで出来上がり。所要時間は1分半でした。
詳細はレーザーワークスまで。